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いのちのやくそく / 胎内記憶 「弓矢でママをねらったの」 166

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いのちのやくそく(池川明、上田サトシ著、2016年8月1日、センジュ出版より発売)より抜粋して、少しずつマガジン『いのちのやくそく』に書いています。
今回は、「弓矢でママをねらったの」です。

子どもたちに、胎内記憶を思い出す瞑想にチャレンジしてもらったその夜、家に帰ってから少しずつ胎内記憶を思い出した子どもがいました。
お母さんは驚かれ、翌日に手紙を書いて送ってくださいました。

弓矢を持って、ママやパパを選ぶ。
これは古来から欧州で伝えられている天使のイメージと重なります。彼女の生まれてくる前の天国(?)の様子は実にリアルで、わたしたちの想像力をかき立てます。

「この様子が現実なのか嘘なのか?」という議論はさておき、読んでいて微笑ましく、楽しくて嬉しく感じます。
こんな話を子どもから聞いたお母さんは、さぞかし嬉しかったと思われます。

この胎内記憶のお話を聞いて幸せになって、親子関係がさらに良好になっていくなら、とても意義のあることだと思います。

そして胎内記憶から、人間とは何なのか?どこから来てどこへ行くのか?ということを考えさせられ、「私たちの存在意義を考える」ということを通して、自分自身を知る助けともなります。そして特にこの親子にとっては、話をしていた時間がとても有意義だっただろうと思えます。

下記の関連情報もご覧ください。
・「23週でうまれた赤ちゃん」のお話(ユーチューブ
「いのちのやくそく」続編→「アルジャーノン・プロジェクト」

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8章 ありのままのいのち /
幸せを感じるために生まれてくる子どもたち 
「弓矢でママをねらったの」 から

4年生の女の子のお母様からのメールをご紹介します。セミナーで瞑想をして、お腹の中に入る前の記憶、胎前記憶がよみがえってきたそうです。

「弓矢でママをねらったの」

娘は、「パパとママが、ビルのようなマンションの建物の部屋でソファーの前でお腹を押さえながら話していた」のを思い出したそうです。「ママやパパを選んできてくれたの?覚えている?」と聞くと、

「覚えている。みんな白い綿のような衣を着ていて、顔はみんなと同じような顔で、宙に浮いていて、周りは濃い青いような、無限に広がっているところに無数の赤ちゃんがいて、みんな弓矢を持っていて、無数の扉にいろんなママやパパがいて、自分でママを決めたら矢を放つの」
と、話してくれました。

1番人気のママやパパがいて、みんなねらっているけど、失敗して、矢が落ちたり、違うママに当たったりするの。アフリカのママたちとか、いろんな両親がいるけど、わたしは日本にしたの。日本と書いてあるわけではないけど、頭の中でわかるの。

ママをねらった子がいたけど、はずれて、拾いにいったし、わたしはパパの顔のほくろをめがけて打ったけど、ママのお腹に当たって、そのあとは矢の方向に向かって、吸い込まれていくの」

「あとはしばらくお腹にいて、怖い看護婦さんが荒っぽく人の身体を拭いたりして、なんだか泣きたくなって泣いちゃった

「面白かった。時代も選べるし、双子や、三つ子、なかには9人くらい次々と、お腹の前に順番に入るの。入ろうとして、自分の前で終わりになって、入れない子もいるんだ。わたしは『怖いから一緒に行こう』とある子に言われたんだけど、ひとりで決めたいから断った。面白かったよ」

「夢かなんだかわからないけど、覚えているよ」
そんなふうに話してくれた娘の目は楽しそうにキラキラと光っていて、聞いていてとても興味深かったです。


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