
『写真と力』って? 「の」じゃなくて?
まずは、このことから書いていこうと思います。
僕は、OFFICE MUZZLE JUMP(オフィスマズルジャンプ)という屋号で、カメラマンの活動をしていますが、いつも聞かれることがあります。それは
「マズルジャンプってどういう意味?」
マズル(muzzle)とは銃口のことで、拳銃を発射した時に銃口が跳ね上がることをマズルジャンプ(muzzle jump)と言うのです。
ほら、西部劇なんかでバキュンバキュン撃ってると拳銃が上方向に跳ね上がっていますよね?あれです。この現象、普通に構えていると物理学上は絶対に上に跳ね上がるんです。下がることはありえない。つまり
「絶対に上に向く。狙ったところより上に当たる。上しか狙わない。」
という願いを込めました。ところがどっこい、実はマズルジャンプが多く発生するような拳銃は性能の悪い銃で、精度を高めるためには極力抑えたほうがいい現象というのをあとで知りました。笑 そもそも、狙ったとこより上に当たるって『的外れ』なんじゃないか?とも思ったのですが、今更変えるのも面倒なので変えずにいます。独立の時に勢いでつけた名前なので。
なので、このサービスの名前をつける時は、小難しい概念や捻ったネーミングではなく単純に
提供できること・提供したいことを名前にしよう
と考えました。僕がこのサービスで売っていきたいこと、それは
1.働く姿やその風景が素敵に捉えられた写真 2.その写真を様々な媒体に使ってもらう事でお客が得られる様々な「力」
です。その2つを合わせた言葉、それが『写真と力』です。
「写真の力」という言葉はよく耳にします。でも僕は、そんな形而上の概念みたいなことは興味ありません。あるかもしれない。ないかもしれない。各々が勝手に考えればいい。
『写真と力』とは、僕が皆さんに届けたい2つの贈り物だと考えてください。〜片手にピストル、心に花束(by 阿久悠)〜 みたいなものです。笑その両方、ぜひ受け取ってください。
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