厚労省 リスキリング支援
December Monday 26. 2022
新聞メモ 706th day
Reference:企業の新規事業の担い手、学び直しの研修支援 厚労省 日経
日本は、OJT以外の能力開発費がGDP比で0.1%だ。これはアメリカの2.08%。フランスの1.78%に比べるとかなり低くなっている。DXや脱炭素化などの分野での遅れが長引けば、成長機会を失いかねない。
そこで、厚労省は、リスキリングを進める企業の研修や研修期間分の賃金の一部を助成する仕組みを新設した。中小企業は研修費用の75%、賃金は1時間960円。大企業は60%、480円となっている。従来も人材開発支援助成金はあったが、1事業所あたりの上限は年1000万円だった。これが1億円となる。
感想。人材投資はまるっきり企業任せかと思っていたが、このような国の助成金があるのかと驚いた。成長分野での学びの遅れは、日本全体の発展に関わることなので、自然な流れであるとは思う。