自書式投票
May Saturday 7. 2022
Verbalization Practice 470th day
Reference:日本のガラパゴス投票は変わるか 日経
日本の国政選挙では、投票用紙に自分で政党や立候補者の名前を書く「自書式」が、採用されている。この方式は、選挙制度が始まって以来変わっていないという。対して、欧米の多くの国は、投票用紙に事前に印刷された候補者や政党名に、チェックをつける「記号式」が一般的だ。
自書式には、一覧から投票したい立候補者を探す手間が省けたり、立候補者が出揃う前に投票用紙を準備できたりするという利点がある。しかし、自身で候補者の名前を書くのが困難な人にとっては、ハードルの高い投票様式だ。投票権保障の観点から、電子・インターネットを利用した記号式への移行が求められる。
感想。自身で立候補者や政党名を書くことが難しい人にとって、投票におけるハードルは「書く」ことだけに留まらないと思う。公約や演説が、すべての人にとってアクセス可能になっているか、と言う点から見直す必要があるのではないだろうか。
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