ワークマン・ダイソー 銀座進出の意味

May Monday 23. 2022
Verbalization Practice 485th day

Reference:ワークマン、ダイソーが初進出 銀座はデフレなのか 日経

ワークマンとダイソーという低価格路線のブランドが、銀座へ相次いで出店している。これらの企業が”高級”なイメージのある銀座に進出するのには、それぞれ訳があるという。

ワークマンはカジュアルな作業着で人気が出ているが、その人気が一過性との見方もある。そこで、賃料が高くてもあえて銀座に進出することで、安売りというイメージから脱却し、ブランドイメージを向上させることを目指す。

一方のダイソーは、知名度も高く100均という性質もあるため、銀座に進出する必要性は低いように見える。しかし、国内消費が減少することを見越して、海外展開が成長戦略になる現代で、インバウンドが頻繁に訪れる銀座は重要な場所となる。銀座の高級なイメージと共に、訪日観光客にダイソーのイメージを植え付けることが出来れば、世界へのアピールにつながる。

感想。高級なお店が造り上げてきた銀座という街が、今度はその街自体の魅力が独り歩きを始めているようで面白い。高級という雰囲気だけで終わらせてしまうのではなく、多角的に銀座という特殊性を利用する考え方は真似していきたい。


#日経COMEMO #NIKKEI

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