ニコン 高度人材に新賃金制度
May Saturday 6. 2023
新聞メモ 837th day
Reference：ニコン、高度人材賃金で特別枠 M&AやITなど 日経
ニコンは社内での育成が難しい高度な技術を有する人材に対し、上限を設けずに能力に見合った賃金を提示する新制度を設ける。雇用期間は1～3年程だが、本人が希望すれば給与水準の近い既存の賃金体系のもとで無期雇用に切り替えることも可能だ。
ニコンは既に海外の事業開発やM&Aで2000万円級の専門人材を10人採用している。今後はデータサイエンティストなど、いT人材にも注力していく予定だという。AIに明るい人材なども必要性が高まっており、資金を準備するようだ。
国内では、転職後の会社での賃金が転職前の会社に比べて1割以上上昇した転職者の割合が、2022年に39.1％と2019年よりも7.8％上昇した。報酬水準が高まるなかで、企業間の高度人材の獲得競争は、今後も加速するとみられる。
感想。転職後に賃金が上昇した人の割合が、思っていたよりも低かった。それは人材の流動性も悪いわけだなと思う。今回のような賃金制度が、今後も広がりを見せれば流動性が高まるだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？