小水力発電の多様化

August Saturday 19. 2023
新聞メモ 941th day

Reference:「水力立県」富山、小水力発電多様に 信託式や個人開発 日経

富山県で地元の建設会社が信託方式を使い発電を行ったり、脱サラした個人が立地調査から資金調達まで行った施設が来年秋に稼働したりと、小水力発電の在り方が多様化しているという。

建設会社の事例は、地域の隧道インフラの更新コストを売電収入で賄うことを目的としてスタートした。一民間企業であるため、万が一同社が破綻すれば構想は無意味になってしまう。そこで、信託方式によって、発電施設を信託口にいれた。これによって、委託会社の経営に左右されずに発電所を運営できるようになる。発電コストが低く開発も比較的容易な小水力発電が、信託によって普及しやすくなれば地域の収入源としての魅力も高まる。

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