大型貨物ドローン

January Thursday 19. 2023
新聞メモ 727th day

Reference:中国新興、大型貨物ドローン開発 コスト面でも優位 日経

20年後に200兆円まで膨らむと言われているドローン市場のうち、18兆円を占めるのが中国だ。その中国で、積載荷物が数トンになる大型ドローンの開発も進んでいる。中国では、幹線輸送を航空機が担い、空港から各年へはトラック輸送が担うという輸送システムが定着している。ECの地方拡大を背景に、航空貨物に対する需要は今後も高まることが予想され、大型ドローンへの期待も高まる。

一般的な貨物船と異なり、大型貨物ドローンでは、パイロットやトイレ、空調などのシステムが不要だ。そのため、人件費や燃料コストを削減できる。中国では、5Gや衛星測位システム、自動運転技術の研究も最先端のものが揃っており、実現へ向け大きな助けになるとみられる。

感想。ヘリコプターみたいに飛ぶものだけをドローンと呼ぶのかと思っていたが、調べてみたら定義は「無人で遠隔操作または自動制御により飛行することができる航空機」のことらしい。飛べば何でもよかったみたいだ。積んでいるものが数トンにもなると、安全面の実証実験がかなり大変なように思うが、中国ではそうした実験に対する規制はどのようになっているのだろうか。人の少なさで言えば、アメリカの乾燥地帯などで行った方が無難そうに思うので、地理的な条件も開発競争に関わってきそうな気がする。

#日経COMEMO #NIKKEI

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