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ChatGPTに英文添削を任せてみた。

みなさんこんにちは。

英語教育に革新をもたらすAI技術、その中でも注目のChatGPTをご存知ですか?

現代の教育現場では、個別最適な学習が求められる中、先生が一人ひとりの生徒に丁寧な添削やアドバイスを提供することが難しくなっています。

そこで、今回は、英語の先生がChatGPTを活用して効率的に生徒の英文添削を行う方法をご紹介します。

指示の仕方がカギを握るこの方法で、先生方の負担を軽減し、教育の質を向上させましょう。教育現場でのテクノロジー活用に興味がある方はぜひお読みください!

なお、今回のブログで紹介するChatGPTは、「GPT-4」を使用しています。

ChatGPTとは

まずは、ChatGPTとはどういったものなのかを確認しましょう。
せっかくなので、ChatGPT本人に紹介してもらいます。

というのが、ChatGPT本人による説明です。
ナンバリングして説明するなど、非常にわかりやすく答えてくれます。

ChatGPTは「テキスト」に強みをもっており、大量の学習データから、さまざまな質問に答えてくれます。

なお、今回は日本語でやりとりをしていますが、英語の方が性能が高いと言われています。

ChatGPTを活かす英文添削の「指示」

「指示」がないと、適当な添削になる

ChatGPTを活用するために大切なことは、とにかく「指示」です。
指示の内容を考えずに、適当に添削を依頼すると、以下のようになります。

たしかに、正しく添削してくれている点については、自分で行うよりも楽ですが、これでは、「どこが違うのか」や、「なぜ違うのか」がわかりません。

この「指示」では、ChatGPTの力を活かしきれません。

「指示」は詳しく、明確にする

ChatGPTは自然な言葉で返してくれるので、本当に相手が人なのではないかと錯覚することもありますが、ただのコンピューターです。
「指示」がないと基本的には動きませんし、人間の意図を汲み取って提案してくれることもありません。

相手は人ではありませんので、無理難題を押し付けても、何も気にする必要はありません。知りたい情報は、指示の段階で全て入れてしまいましょう。

このように、お願いしたい内容を全て「指示」の中に入れてしまえば、それに従って添削してくれます。

今回は「エクセルに貼り付けられる形式で」と指示をだしたので、この表をコピーしてしまえば、エクセルに入力することが非常に簡単です。

まとめ

今回は、英語の添削をChatGPTに指示する方法を記事にまとめました。

「個別最適な学習」など、ひとりひとりのペースに合わせた学習が求められるなか、現在の1クラスの生徒数では、生徒の英文を全て添削したり、アドバイスを伝えたりすることは非常に難しくなっています。

そんな時に活用できるのがこのChatGPTです。
正しく「指示」を出すことで、非常に効果的に活用することができます。

教員に求められているものは非常に多く、全てに時間をかけることができません。
こういった「機械でもできる」ことは手放して、もっと「人にしかできない」ことに、時間と労力をかけられると良いのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ChatGPTなどのテクノロジーは、教育現場にも必要なものです。今後も活用法などを考え続けていければと思います。


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