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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

日記_20221221_映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想など


桜木花道

【注意】
当記事は、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のネタバレあり感想を含みます。未視聴の方は、映画スラムダンクを先にご覧になってから画面スクロールすることを推奨いたします。

 先週の土曜日、12月17日に家族で映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観に行った。私と奥さんはスラムダンクの原作漫画を読んだことあるけど、子供たちは知らない状態だったので、最初の反応はイマイチだった。でも、スラムダンクの面白さを夫婦で熱弁。奥さんはスラムダンクの熱烈ファンで、中学時代はバスケ部だったから、余計に力を込めて子供たちを折伏していた。その上で、なるべく2世帯のリビングを支配している両親から夕飯時のテレビ時間を死守して、アマゾンプライムでアニメ「スラムダンク」をできうる限り視聴。赤木、桜木、流川、安西先生、綾子マネージャー、晴子さんのキャラクターの認知に成功した。※映画観に行くまでに、陵南の練習試合の途中までしかプライムで見ることができなかったので、残念ながら宮城、三井の認知までには至らなかった。

 あと、個人的な話でいくと、普段はネタバレを恐れないどころか、むしろ積極的にネタバレサイトを検索してしまう邪道な性格の私ですら、今回はネタバレを見ることを我慢できた。そのぐらい本気で楽しみたかった。

 前置きはこのぐらいにして、映画の感想。めちゃくちゃ面白かったし、原作読んだ人間としても大満足な内容だった。まず、パンフレットの質感が良かった。パンフレットのキャラ紹介冒頭に宮城…ミヤギ?それに、宮城家って…。この時点では「?」マークが脳内で飛び交っていたが、宮城をメインに映画が展開するのは意外だったけど山王戦を知っている人でも新鮮に試合を追体験できる最高のコンセプトだったと思う。冒頭の宮城ソータとリョータの1on1は、無駄な説明を省いて、攻防を動きや最小限の会話だけで魅せた珠玉の名シーンだった。これから起きるめくるめく興奮を充分に予感させる凄みがあった。あと、何と言っても、山王戦開始時のこの曲やばかった。

 井上先生の描いた鉛筆画風湘北スタメンが次々に命を吹き込まれて歩き出し…最後に花道!仁王立ち!ふてぶてしい!カッコイイ!

 山王戦をこの映画でやってくれたことに関しては、もう言うこと無し。願望を満たしていただきありがとうございますとしか言いようがない。
山王戦の名場面を挙げて感想書いたらめちゃくちゃ疲れそうなので割愛。映画の演出で素晴らしかったとこだけピックアップ。
↓↓
★綾子さんが「行けー----!」と叫んだ直後の宮城の覚醒ドリブル、切れのあるテクニカルなやつじゃなくて、低く、低く、泥臭い感じのドリブルなのが最高だった。ソータや三井が昔言ってた「テクニックだけじゃなくて気迫もみせろ(※ものすごく曖昧ですいません)」みたいな助言とリンクしていてもう痺れた。
★桜木花道の声だけ最初違和感かんじまくりだったけど、映画がものすごく面白かったので早々に慣れてしまった。
★宮城がフューチャーされていたからか、晴子さんがモブと化していたのは少し寂しかった。花道が飛び込んでボールキャッチした時のフラッシュバック「ー桜木君っていうのー」も無くて少し残念。魚住の「刺身のツマ」もないのも残念。でも、宮城主観の構造や試合のテンポを考えると納得の采配。
★試合終了1分前あたりの音響演出がエグかった。心臓音みたいな重低音、空間ごと引っ搔きまわすようなベース?の音、シュート時の静寂。この静寂の瞬間は、映画館のほぼ満員のお客さんの誰一人として呼吸音すら発していなかったと断言できる。集団で息を飲んでいた。この一瞬は映画館でしか味わえない感覚だから、本当に子供たちを引っ張ってきて良かったと思う。
★最後の最後にNBA?で再び相まみえる澤北と宮城のシーン。2人ともかっちょよかった。

 映画を観終わり、子どもたちに感想を聴くと「面白かった!」「もう一度見たい!」と良い反応。特に次男がハマっていた。一緒に見られてよかった。

【スラムダンクと全く関係ない今日のエピソード】
 夕方、何やらブツブツ言ってる長男…何してるか聞いてみたら、退屈すぎて「一万まで数える」挑戦を始めたらしい。今、500くらいまで数えているらしい。毎日続けたら、何日かで一万まで行くと思うと言ってた。がんば長男。

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