見出し画像

水族館「うみたまご」がサメ好きから一目置かれている、とんでもない理由

少し前ですが、行ってきちゃいました!

ずっと訪れてみたかった
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

結果からいうと…

大ファンになりました♪


うみたまごさんは、オオセの繁殖、ハナザメの長期飼育にも成功されていますが、実はそれだけではありません。

この水族館がサメ好きから一目置かれている、とんでもない理由があるのです。

それはというと、遡ること1995年の夏のこと。この年はあるサメの繁殖様式の定説を覆えす大事件が起きました。

台湾で通称スーパーママゴンというジンベエザメの妊娠個体が発見されたのです。お腹の中からは300余りの胎仔が確認されました。それまではジンベエザメは卵生のサメとされていたので、当時のサメ界隈はさぞかし震撼したことでしょう。

そして27年が経過した今現在も、妊娠したジンベエザメというのは未だ確認されていません。


そんな目撃記録も殆どない、レアキャラ中のレアキャラであるジンベエザメ胎仔の飼育記録を持っているのが、うみたまごさんなのです。

なんでも、台湾から胎仔を輸入しただけでなく、採集時全長62cmだったジンベエザメ幼魚を約3年間で3m70 cmにまで成長させたというのだから、これは間違いなく世界記録!

今回は、田中館長、学芸員の鳥越さんにお世話になり、バックヤードをみせて頂きました。台湾からやってきた貴重なジンベエザメの液浸標本(卵殻も!)なども大切に保管されていました。

卵殻とジンベエザメ胎仔のイメージ写真

スーパーママゴンの子ども以外にも、シャーキビリティの高いマル秘標本もあったので、気になった人はうみたまごさんのサメツアーに参加してみてください。


マリーンパレスとうみたまごの50年の記録https://www.umitamago.jp/wp-content/themes/umitamago/assets/pdf/50years_magazine.pdf

↑↑↑うみたまごさんの歴史が詳しくまとめられています。詳しく知りたい方はおすすめ。

次回はサメサメ倶楽部メンバーと一緒に見学に伺います。

よろシャーク。


◆サメイベントのお知らせ◆


2022/10/23(日)サメサメ会議2022シンポジウムが静岡市清水にて開催されます。既に登壇枠は締め切りましたが、ぜひ、サメサメキッズのサメ自由研究発表会を聴講してください。だれでも参加できます。

まもなく一般参加を告知しますので、しばしお待ちくださいませ。

サメサメ会議の主催はサメサメ倶楽部。一緒にイベントを運営したり、登壇したり…もっともっとシャーキビリティを高めたい方はこちらのコミュニティもよろシャーク。
会員募集中です♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?