シンセミア(上下巻) 読書感想 ネタバレ有
各巻ともに450ページくらいある長編大作という前触れで読んでみたが
とにかく長いうえ、余計な描写説明が多く、非常に読み辛い。
正直、この内容を1冊にまとめられない・削れないのは
作者も編集者も間抜けとしか言いようがない。
ただダラダラと得意気に読みにくい長文を書き散らすのは
作者のオナニー、自己満足以外の何物でも無いのである。
実際、作中であった出来事なんて、その後の物語の展開に
何の役にも立たず、悪戯に読者の時間と印刷した紙を消費しただけ。
プロローグも40ページくらいあっただろ?必要だったか?
登場人物も50人くらいいて理解に困る。
落ちも最終的に全員殺せば済むと思ってる雑さと、死に方のご都合主義が鼻に突く。カタルシスも何もない。
は?としか思えない展開。
なんだよ。
山に埋まってた不発弾が何発も連鎖爆発した、とか
パン屋で粉塵爆発って。アホか。少し頭の良い中学生の書いた小説かよ。
他の作品のレビューも見てみたけど、私と似た様な感想が多い作者なので
今後、この作者の作品を読む事は二度とないだろう。疲れた。