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【AX】Alliance for Profit。利益につながる「アライアンス」を実現するための絶対外せない検討ポイントとは?

DXならぬ、AXを推進しよう。シェアXの中川です。

withコロナな状況が、第二波と表現されて長引いてきました。いや、これからの日本は、世界は、このウィルスとの共存?が当たり前のように生活していかないといけないようにもなりそうな状況なのかもしれません。

そんな中、コロナ需要を受けてる企業以外は、beforeコロナの時のように
・業種、業界に特化したソリューションの自社の開発や提供
・広告費や宣伝費等で多額なコストをかけたプロモーション
・大量の雇用による、営業や開発等の事業の推進

は、より慎重にならざるを得ない、と思います。

タイトルに表記しました Alliance for Profit は、
日本語タイトルでは「アライアンス戦略論」となった、著書、
「PARTNERSHIPS FOR PROFIT」から 文字を置き換えてみました。
(この著書については改めてご紹介します)
アライアンスは本当に有効的なのか?また、しっかりと利益になるのか?ここ、AXを推進するにあたり、私も必ず、答えを用意しないといけないと常々おもっております。
では、利益にしっかりとつながるパートナーシップ、つまりアライアンスの最重要ポイントとは何でしょうか? 

結論から言いますと、
「自社に足りていないリソース」を取引コストが最も低くなる方法で不足している資源を手に入れるための手段として何が最適か?
を毎回、しっかりと考え、見極め、推進すること、です。

そのためには、まずは自社の経営推進に足りていないリソースをしっかりと見極めましょう。

【資源の種類】
・技術資源:生産技術 / 製造技術 / ノウハウ / 特許
・人材資源:経営者 / 技術者 / 販売やマーケティング担当 等
・生産資源:工場 / 設備 / 生産システム
・販売資源:販売チャネル / 店舗 / 倉庫 /ブランド / デリバリーネットワーク
・資金資源:資金

経営リソースとは一般的に大きく上記に分類されます。
AXではその中でも、

・技術資源(→プロダクトシェアリング)
・販売資源(→チャネルシェアリング)
・顧客資源(→マーケットシェアリング) 

の3つをベースに分類し、アライアンスを支援しております。

では今、自社に必要な資源がなにか見極めたら、次に、この資源をどうやっ手に入れるか?つまりは、
取引コストが最も低くなる方法で不足している資源を手に入れるための手段として何が最適か? 
の判断になります。

取引コストとは、
・現金(キャッシュ) ・人的な手間(コスト) 経営リスク(今・未来)
の3点。

資源の入手方法は主には4つ。
①市場取引 ②アライアンス ③内部(成長) ④M&A
この4つと言われております。

beforeコロナ(自社成長、経済成長がそれなりにある前提)だと、
①市場取引 や ③内部(成長)をより積極的に推進できる環境下であった、とも言えそうです。

withコロナでは、
③アライアンス がより選択肢として積極的に入ってきてもいいと感じます。理由としては、

・先行きがまだ見えないのでキャッシュポジションを今は上げざるをえない
・市場取引が、コロナ特需以外、冷え込みつつある
・内部(成長)はリモートワーク環境や出会いの減少により鈍化している

この③アライアンスは、延長線上に④M&Aがあることもよくあります。このまた、afterコロナの市場が見えつつある場合や予測がついている等はM&Aは、いまこそ、大きなチャンスとも言えそうですね。

いずれにせよ、コスト(・現金(キャッシュ) ・人的な手間(コスト) 経営リスク(今・未来))を最も低くなる方法でどうやって自社の不足資源を手に入れるのか? 

しっかりと見極めて、選択していきましょう!


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