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【AX】共創と競争を同時にやる時代がきた。かつてのAppleとMicrosoftのように。

DXならぬ、AX アライアンストランスフォーメーションを推進しよう。
シェアXの中川です。

アライアンスに関して、noteをするようになり、3週間目になりました。
このnoteは、「プロモーション」のためだ、と最初は思ってましたが、続けていくうちに、「インプット」=「アウトプット」による自身の経験や知識の振り返り、言語化のためであり、また、自分の思考や見ている未来を自身だけに閉じ込めるのではなく。周りとシェアリングすることで社会とつながることだと感じ始めました。シンキング・シェアリング!?
(そんなシェアな言葉はないですがw)

さて、アライアンスは日本語だと提携、もしくは共創、になります。
共創のほうが、昨今だとしっくり来るな、と感じます。
ところで、競争もおなじく 「きょうそう」と読みますが、その中は似て非なるもの、むしろ逆に位置するようなものです。

共創する___お互いが助け合い事業や価値を創造する
競争する___お互いが競い争ってシェアをとり利益をつくる

個人的には、競争相手とも共創する時代が来たと感じます。
そもそも競争相手は、市場がシームレスにつながっていく、そしてOMO(Online Merges Offline)が進む中、で本当の意味での「競合」ではなくなることがあります。もっと別の軸での競合が出てくる訳です。だからこそ、同軸での競合が「共創」相手になるのだ、という仮説です。例えば、TV番組は、昔は同じ時間帯に放送される番組が競合でしたが、今は、スマフォやyoutubeが競合です。TVとして、そもそも見てもらうためには、局を超えて、どうすればTVがもっと魅力的になるのか?ということを、TV業界全体で知恵を出し合わないといけない。

尚、この仮説は、実はグローバルなITの世界の2大巨頭とも言える、AppleとMicrosoftも競合であり共創していたという事実からも垣間見れます。
時代がインターネットの急速な普及による変化の中で、彼らは競争から共創へ転換し、一方では競争も続いています。

この映画、まだ見られてない方は是非!私は10回は見ました、笑
Apple、Microsoftの創業者のスタートアップ時代の成長、としてお互いの競争を描いてるのですが、冒頭で早速、「アライアンスを実現している場面」が描写されています。
2社がスタートアップな時代から、、紆余曲折しながら成長し、ライバルとして激しく競争し成長し、そして共創する訳です。まあ途中の共創はビル・ゲイツが盗むために共創のフリをしているだけというのもありますがw

スティーブ・ジョブズからティム・クックにCEOが変わった最近でも顧客のために、競争より共創を選択したことがメディアからも伺えます。

2015/10/1  nikkeibp COMPUTERWORLDより
「AppleのCEO、Microsoftとの協力は「顧客が望んでいるから」
「振り返ってみると、AppleとIBMはかつては敵だった。AppleとMicrosoftは今でも競合しているが、競合する部分より協力できる部分の方が多い。そして、顧客はそれを望んでいる。(Appleのユーザーは)Officeを愛用しており、WindowsよりもMacのOfficeの方が使いやすいという状況になってほしいと望んでいる。実際、そうあってしかるべきだ」

企業は社内のリソースやアセットは本来、自社の成長のためだけに使うものであり、他社に開放することは考えれないことであった。

しかし、withコロナにより加速するVUCAな時代においては、
自社のリソースをシェアリングで開放することで、他業種・業界のリソースへリーチすることができ、結果として、無理なく市場拡張ができていくのではないでしょうか?広告や、自社だけでの開拓ではありえないコストパフォーマンスやスピードと共に、です。


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