【AX】なるほど!抑えておくべき「破壊的」なアライアンス戦略4パターン
DXならぬ、AX アライアンス トランスフォーメーションを推進しよう。
シェアXの中川です。
今日は、「破壊的なアライアンス戦略4パターン」について、です。
詳しくはデジタル異業種連携戦略に記載あります。この書籍、IT企業のビズデブ担当を読んでおくと、自社の事業拡大においてかなり幅が広がると思いますので是非。ちなみに、事例ががすでに、他社とのアライアンスでなく、自社のサービスですがw
※買収という、資本提携プロセスを経てることが多いのは間違いないです。
自社だけのソリューションでは多様なニーズ、ユーザーのすべてを叶えられない、もしくは叶えるには多大な時間とコストを要するので、アライアンス戦略を取るわけですが、その際に、その市場に「破壊的な」市場参入を実現するための「型」です。
①ワンストップ型
複数の異業種の製品・サービスをワンストップで提供する。
例:Amazon, Apple,楽天 等。
ポイント:利便性を超えた付加価値、新たな顧客体験価値の提供。
ショッピング、金融、不動産、旅行・・・ワンストップでこれらのサービスを受けて、ポイントや決済も一元化されているこれらは、確かに、単独や多少のサービス連合に対して、揺るぎない顧客の囲い込みができてますよね。
しかし、そもそも、圧倒的な資金とユーザーがないとリードをとるには難しそうです。
②利用価値提供型
既存の製品・サービスに情報、ネットワーキング等を連携させる
例:Uber AirBnBなどシェアリングサービス 等。
ポイント:単純な利用だけのシェアだけでなく、サービスを通じて、人や組織をネットワークする。
Uberは、Uber Eatsを代表とした食以外にも、会社向けソリューションを提供して、組織を取り込んでいます。なるほど、おもしろい!こちらは比較的、進められやすいかも。ひとつづつつくっていくプロセスでも、そのまま価値向上しますから。
③新欲求開発型
マズローの五段階欲求説の自尊の欲求、自己実現の欲求など、高度な欲求にフォーカスしたビジネス。FacebookやLINE等。顧客がネットワーキングされた中フリーミアムモデルの中で、金融や、求人サービスとアライアンスしている。これは、かなり時間を要しそうな気がします。
④新価値創造型
これまでになかった、新しい価値を作り出すもの。
ドローン、ロボット、VR等。結果、既存の製品やサービスが代替されていく。
建設機械のコマツが米国スタートアップやNTTドコモとのアライアンスで、無人のフルオートメーションのソリューションを開発したことがわかりやすい事例。これはイノベーティブですよね。コマツはいち早く導入しており、TOYOTAやNTTといった巨大企業とは一線を画した、アライアンス戦略でイノベーションした事例です。
いかがでしたでしょうか?
御社ならどのようなアライアンス(提携・連携)戦略の型をチョイスしますか?
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