見出し画像

【村づくりのニュースクール #4】視界をクリアにする

こんにちは!シェアビレッジ広報の鈴木です。

毎週火曜日に開催している村づくりのニュースクールもいよいよ後半戦。
参加者の皆さんの最終目標はシェアビレッジのランディングページを自分なりに作成してみることですが、その作成も佳境を迎え、ますます盛り上がっています。

【テーマ】具現化!

第4回のテーマは具現化!
ランディングページ作成に向けて、自分が作りたいコミュニティを具現化していきました。

開始前には、ファシリテーターの澤から

今日の目標は、最終回に向けて視界をクリアにすること。ですが、たくさん話して深めていく過程で逆に視界がぼやけていってしまっても大丈夫です。

という言葉がありました。

ぼやけたものをクリアにしていくことの繰り返しで、アイデアがどんどんブラッシュアップされていくんですね!

1つの拠点がエリアを変えるかもしれない

「地元の人たちが集まったり、都会から来た人たちが立ち寄ったり、子どもたちが遊びに来たり、そんな場所があったらいいなと思っているんです。」

という参加者の方の言葉を、キュレーターは具体的な事例をあげて深堀りしていました。

代表の丑田からは、五城目町の「ただのあそび場」についてのお話が。

「ただのあそび場」が商店街の中で人が集まる1つの拠点になったことで、一階にカフェができたり商店街自体がにぎやかになったり。エリア全体が盛り上がっていったそうです。

最初の1つ2つがあると、きっとそこに続いてうちも盛り上げたい!ってところがでてくる。という点になるほどなあと思いました。

逆に言うとその1つ2つをどれだけ盛り上げられるかが大事なんですね。

日常のコミュニティとビジネスの境目

ランディングページを作るにあたって、コミュニティの在り方だけでなく、料金設定やコミュニティコインの使い道に関する質問も飛び出しました。

とある参加者の方は、開かれたコミュニティにするために月額料金はできるだけ下げたいけれど、それだとコミュニティに本当に愛着がある人だけが参加できるコミュニティにはならないのではないかという相談をされていました。

料金を上げる以外にも

・面談をしたり、運営側と一緒に作業をする時間を作ることで、人となりを理解し合う仕組みを入れる
・いったん興味のある人を全員受け入れてみて、そこから愛着を持ってもらえるように丁寧にコミュニケーションを取っていく方針にする

など、キュレーターからもほかの参加者からもアイデアがたくさん飛び出したのが印象的でした。

また、他の問いでは、数百数千年単位の長期的なリターンを掲げるコミュニティの場合、短期的なリターンをどう設定するのか、という話もありました。

そこで役に立つのがShare Villageのコミュニティのみで使えるコミュニティコインです。

何かと引き換える通貨としても使えますが、本物のお金よりも気軽に感謝の気持ちを込めてほかのメンバーに贈ることができるのが魅力。

一番コミュニティコインを贈った人を忘年会で表彰、なんてイベントがあったら短期的な楽しみもできるかもしれないですね、という具体的な提案も上がっていました。

コミュニティ同士をつなぐコミュニティ

参加者の方からは、コミュニティ同士がゆるやかにつながることを目指す「共創型コミュニティプラットフォーム」であるShare Villageの今後にもつながりそうな興味深いアイデアも出てきていました。

各コミュニティから集まったメンバー(今回の場合は、写真を撮るのが好きな人)で構成されたコミュニティ。

つながらなきゃいけない、という義務感からではなく、1つの好きなことを通してゆるやかにつながっていくという発想が面白いなと思いました。
私はこのお話を聞いて、ゆるめのサークル活動のようなイメージを持ちました。

各々がメインのコミュニティを持ちながら、好きなことをするときにだけフラッと立ち寄って好きなことの話をする。
各々のコミュニティの事情に深入りすることはしないけれど、いざというときに協力できる関係を築いておける。

そんなコミュニティって素敵だなあ。

しがらみなく関われるから、フラットな会話ができる。
合わないと思ったら抜けられる気楽さがある。

という点を参加者の方がご自身でメリットとして挙げてくださいましたが、まさにその通りだと思いました。

参加して感じたこと


2つのブレイクアウトルームに分かれて、キュレーターからのフィードバックをもらったり、参加者同士でお互いのプランに突っ込みあったり、とても有意義な時間でした!

私もアシスタントとして参加させていただきましたが、参加者の皆さんのプランから新しい視点が得られたのはもちろん、キュレーターがどのような視点からコミュニティづくりに切り込んでいくのかも勉強になりました。

イベントを主催したキュレーター半田・澤の感想

半田:暮らす地域でのしがらみとかリソース的な制約もあるかと思いますが、ニュースクールではそれらを抜きにして、振り切ったアイデアを発想し言葉を紡ぐところから始めている感じです。次回の最終回でどんな構想が飛び出すのか、とても楽しみです。

澤:今回は特にあっという間の90分でした。それぞれのアイデアがおもしろかったのはもちろん、「そのアイデアいいですね!」「私だったらこうするかも!」と応援しあっていたのが印象的で、コミュニティのダイナミズムを感じました。来週はいよいよ一期生の最終回!


皆で持ち寄って育む、“村”のようなコミュニティをつくってみませんか? コミュニティをつくりたい方、コミュニティに参加したい方はホームページをご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?