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大量の情報をどうさばき、どう生かすのか?〜1時間で20万文字を500文字に要約する方法〜

こんにちは。
マーケター&シェアラーあちです。

先週末関わった大規模なオンラインイベント。

4000人超の参加希望の方が、面倒なはずの自由回答欄の記入を驚くほど丁寧にしてくださっていて、そこには膨大な量の情報がありました。

1つの質問項目に対し、8万文字・・・

それが4項目あって、20万文字超・・・

(文庫本1冊で10万文字と言われているそうです)

よ、読めませぬ💦

いや、ただ読むだけならいいのですが、読んだ後にやることが重たい・・・

20万文字を500文字程度のエッセンスに要約して、共有する。

圧縮率(っていうの?)なんと400倍!


これを大体1時間でやったわけですが、どのようにやったのか、その方法についてシェアします。

1 どんな顧客がどんなことを書いているか、仮説を立てる

2 1を頭に置きながら読み進め、「仮説の範囲内」の情報と「仮説の範囲外」の情報に分ける

3 申し込み順に上から読んでいたものの、途中であまりの大量ぶりに全部は絶対読めない!と諦めて一旦ストップし、次に下から読み進める。
(申込み時間帯による情報誤差のリスクを減らすため)

4 「仮説の範囲内」の言葉にフィットするテキストを見つけて、「これだ!」と思うものを拾っていく。最後は1つに絞るか、1つにまとめる。

5 「仮説の範囲外」の言葉を一言一句正確に拾う。方向性ごとに1つ以上。

6 上記5で拾った情報を抽象度で分ける。具体的(短期的・表層的)/  抽象的(中長期的・深層的)

7 「仮説の範囲内」と「仮説の範囲外」の人数比率をざっくり掴む。


この7つの情報が、そのまま要約になります!

ポイントは「仮説」の精度。

仮説の精度が高いほど、拾うべき情報は少なくなります。

なぜなら、

仮説の範囲内 = 自分の中に答えがある

から。

ただ、ここには1点注意が必要です。

自分の中に答えがあるからといって、それは精度100%の答えではないことを知っておきたいです。

今回の場合は、自分の答えに対応する「顧客の言葉」は何かを知らなくてはいけません。

広がる言葉は大抵、自分の仮説に対応した「顧客の中にある言葉」の方なのです。

仮説を持って探せば、きっと分かります^^

そしてもう1つ。

自分の想定以上に広がる言葉はいつだって、自分の仮説の範囲外にあることも覚えておいてください。

仮説を持って人と対話することで、拡大、発展、成長のヒントを受け取ることができるのです♡




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