心理操作のプロに操られない、賢い消費者になるために知っておきたい「6つの行動習性」

こんにちは。シェアラーあちです。

今日は、マーケティング歴10年の現役マーケターとして、
「巷に溢れまくるテレビ広告やウェブ広告、敏腕セールスマンなど、私たちの心理・行動を操作するプロたちに操られない、賢い消費者になるために知っておくべき、6つの行動習性」
についてシェアします。

このブログでは、子育てに役立つ世界の情報、先人たちの知恵、リアルな経験談をシェアしています^^



マーケターであれば、いやマーケターでなくても、商売している人であれば誰でも知っている
「人が思わず影響されて「買う」という判断をしてしまう、普遍的で、世界共通の6つの『行動習性』」
があります。

この習性を逆手にとって、事業主、広告主はプロモーションを仕掛けてきているのです。

自分にとって本当に必要なものを選択できる”私”でいたいと願っています。


参考にした本はこちら。

「影響力の武器」 なぜ人は動かされるのか

米国を代表する社会心理学者 チャルディーニ,ロバート・B.さんという方が書いています。世界規模で有名!

003-図1


さて、早速1つ目の習性からいきます💪


1 恩義のルール
=人には、「ギブ・アンド・テイク = 恩を返す」というシステムが備わっている=

二ちゃんがクリスマスにお友達にプレゼントをあげた時、喜ぶと同時に「今日のうちに、私からのプレゼントも持っていくから!」と言われたと言っていて、びっくらこw

子どもたちにも(いや子どもだからこそ?)この恩義のルールがバリバリインストールされていることに衝撃を受けました。


2 整合性のルール
=いったんスタンスが決まると、矛盾しないようにすでに決めたスタンスに合わせる=

一度「これ、いい!」と思ったもの、一度「イエス」と言ったものに対して、後になって「これ、よくない!」「ノー!」と言うのは難しい。無意識に整合性を取りたがるという心理があります。

これ、セールスを学んでいる人はみんな知っていると思う。

セールスマンが小さな「イエス」を積み重ねていこうとするのは、小さなイエスの先に大きなイエス(=買う)という行動があるから。

3 社会的な証拠
=他の人たちがしていれば、それは正しい行動だろうと思いたがる傾向=

「みんなこうしてるもん!」「みんなこう言ってるもん!」
子どもたち、しょっちゅうこんなこと言ってますよね・・・

浸透しすぎやーーー💦


4 好意のルール
=知人や好きな人から何かを頼まれたら、大抵「イエス」と答える=

「ものを売る前に人間関係を作れ!」

アサヒビールの営業マン時代、よーく言われました 笑


5 権威のルール
=権威には服従する=

研究歴ウン十年のどこそこの偉い先生がこう言っている と聞くと、何も考えず鵜呑みにする傾向・・・

あるあるです💦


6 希少性のルール
=ある機会の利用が限られている時に、その機会がより一層価値あるものに思えてくる=

先着●名様、限定●個、とか、ついつい買っちゃってない?
うちの一ちゃんとか大騒ぎよ( ̄▽ ̄;)


今まで、この6つの行動習性の影響をモロに受けて、思わずものを買ってきてしまっていませんか?

確かにそう!
でもこのパターン、これからも変えられそうにない・・・

そんなあなたへ。
そして私へw

では、自分に、自分たちに、本当に必要なものを選択する、買うためにはどうしたらいいのでしょう?

ここには2つのアプローチがあると思っています。

1つは、自分が、自分たちが、本当に欲しいものが分かっていること。
価値基準と目的ですね。


これがねーーー、簡単なようで、分かっている人ってなかなかいない印象ですね。
私も常に分かっているかといったら自信ない・・・

肩の力を抜いてフラットでありながら、感性は研ぎ澄ませていたいですね!


もう1つが、選択眼を持つこと。

素晴らしい事業者は、言葉だけでは分からない。かもしれない。
会いに行けば分かる。会えなくても、動画で動いている姿を見れば分かる。目を見ればわかる。

ある中学に一ちゃんと見学に行った時のこと。
前評判が良くて、HPに書いてあることも素晴らしく、楽しみに説明会に行きました。
ら、それまでに受け取っていた情報と、実際にそこにいた人、場の空気感にはギャップがありました。
一ちゃんは開始早々に首を傾げ始め、終了予定30分前には、もう帰ろう!と言いました 笑

自分が欲しいものが分かる感性と、人やものを見極める選択眼、
日々磨いていきたいし、
子どもたちにもつないでいきたいですね♡

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