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ものづくり苦手意識

ものづくりが
とんでもなく
苦手な私が
ハーバリウムの
ワークショップに
参加した…

これ、自分にとっては
とんでもなく
意外なこと!(◎_◎;)

ものづくりに対しての
苦手意識が
凄まじくあるから(^_^;)

子供の頃から
美術や図工は
大の苦手。

そもそも
ちょっと
潔癖症気味で
汚れること
自体がキライ。

汚れないための
準備と
汚した後の
後片付け。

どちらも
とんでもなく面倒にしか
感じられない。

子供らしくない
子供だったなぁ(^◇^;)

今もその考えは
かなり
根付いているけれど\(//∇//)\

創作に対しての
苦手意識を
決定づけたのは
小学生の時に
家族で行った、
山中湖での
陶器絵付け体験。

体験がスタートしても
何を描こうか
なかなか思い浮かばず
やっと魚の絵を描いたけど
とんでもなく下手…

そうしたら
それを見た母親に

「アンタ、本当に下手だね〜
つまんない絵、描くね〜!!」
と言われた、、、

自分で自分の絵が
下手だなんてこと、
つまんない絵を
描いていることなんて
重々分かっていた。

自分で分かっていることを
改めて言葉にして
指摘されると
グサッとくること
あるよね…???

私と母親は似てるから(笑)

母親は悪気なく
思ったこと、感想を
深く考えず
そのまま、見たまんまに
あっけらかんと
言い放ったことは分かる。

今ならね(⌒-⌒; )

当時は
真正面から
その言葉をまともに
そして重く受け止めて…

泣きもせず
ただ、ただ
「自分って本当…
つまんない
人間だなぁ、、、」
と呆然としたなぁ^^;

その時から
創作意欲を完全に
閉ざしてしまった…

自分で作ったら
どうせロクなもんが
出来上がらないんだから
多少お金を出したとしても
市販されているものを
買おう。

今のこの時代
買えないものなんて
無いんだから。

雑誌やテレビで
"ハンドメイド"や
"DIY"特集なんて
出てきたときには
興味が無さすぎて
ページをすっ飛ばすか
チャンネル替えてたりした。

でもね、その割には
心の奥底で
ものづくりに
多少なりとも
携わっては
いたかったんだよ、きっと。

前職ではデザイナー、
現職ではパティシエに
囲まれているから(o^^o)

自分には決して無い、
器用で
クリエイティブな発想を持った
人たちへの尊敬の念を抱き
そのおこぼれを頂戴して(笑)
少しでもクリエイティブな要素に
触れていたかったから(^-^)

それはそれである意味
「やっぱり自分はちっとも
クリエイティブじゃない、
芸術性のかけらも無い、
なんてつまらない人間なんだ」
という思考を
加速させることにも
なったんだけど(⌒-⌒; )

そんな
ものづくりに対して
こじらせまくって
苦手意識の塊のような
私がなぜ今回
ハーバリウム
ワークショップに
参加したのか。

ひとつは
仲良くしている2人のうち
1人がイベントを企画・実行し、
もう1人の友人が講師だったから。

そして
2人とも私が
ものづくりに対して
とてつもない苦手意識を
抱いていることを
重々承知のうえで
参加を強制しなかったこと。

誘い文句が
「参加してよ〜!!
絶対楽しいから〜!!」ではなく
「作らなくても良いから
お暇だったら
遊びにきてね〜!!」
だったことが
大きかった。

決して無理強いはせず、
"ものづくりが苦手であること"を
悪とせず、
ものづくりに
苦手意識を持つ私の意思を
尊重してくれたことに
とてつもない
ありがたさを感じたから
その優しさに応えたくなって
ハーバリウムづくりに
参加させてもらった(o^^o)

実際、体験してみたら…

楽しかったんだよ、
これがまた(´∀`)

そして新たな自分の
一面に気づけた。

自由に考えて
自由に作って良いと
言われて…

予め何も考えず
考えながら
作り出すのではなく、
己で"テーマ"、すなわち
"制約"を予めキッチリ設けてから
動き出す方が
却って自由度が増す…ということ。

今回
あゆの『Moments』の
世界観をイメージして
作ったら
レトロでクラシックで
アンティークな作品に
仕上がったのだよ\(//∇//)\



続けて
勢いに乗り
ボールペンは
『アナと雪の女王』を
テーマに仕上げた☆

思った以上の仕上がりに
素直にうれしい気持ちで
いっぱいになった\(//∇//)\

そしてその後
しばらくして
あゆの
『everywhere nowhere』の
歌詞を思い出した。

🎶僕達はそう自由で
ただ余りに自由過ぎて
どこへだって行け過ぎて
どこへも行けずにいた


そっか。
そうなんだよ。

自由に描いて!!
なんだって良い!!
…と言われると
漠然としすぎていて
なんにも書けないし
なんにも浮かばないんだ。

テーマという名の制約を
己に課すことによって
その方が発想を
膨らませられる人なんだ、
自分って。

そしてそのテーマを
キッチリ決めるまでに
時間をかけたほうが
しっくりまとまるし
作業スピードは
断然速くなるんだ。

あぁ〜〜〜
こんな自分の特性が
自分自身で分かっていたら
もっとスムーズに
生きられたかもしれない。

まっ、廻り道したからこそ
今年40歳にして
辿り着いた境地なのかも!?

人と比べて
上手いだの下手だの
気にすることなく…

そして参考作品も
さほど参考にすることなく…

己で掲げたテーマに沿った
己の作りたいものを
集中して作る!!という
40手前の図々しさが
相まって
完成したものなんだろう…

そんなこんなで
ものづくりに対しての
苦手意識が
和らいだ私(^_^*)

これから歳を重ねて
図々しさが増したら
ものづくりが
どんどん好きに
なっているかも…!?

…んなこたないか(^◇^;)

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