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【シェア街きょてん紹介】シェア街ラジオ局、まりさん・のりさん「住民の好き・やりたいが伝播するメディアに」


今回は、シェア街ラジオ局のきょてん紹介。シェア街ラジオでパーソナリティーを務めているお二人、まり(ひみずまり)さん・のり(日置ノリオ)さんにお話を伺いました。お二人の距離感も絶妙!毎回、楽しく緩やかな空気感で配信が展開される秘密とは……。


シェア街ラジオとは……?

「シェア街ラジオ」とはどのようなものでしょうか?

日置ノリオさん(以下、のりさん):まずは、まりさんにお任せします(笑)。
ひみずまりさん(以下、まりさん):はい(笑)。今のシェア街ラジオは、「まりの気になる住人」というタイトルで配信しています。シェア街の住民の方を1人ずつゲストとしてお迎えして、インタビュー形式でのりさんと私と3名でお話しする形です。ゲストの方の、普段の活動とシェア街での活動、これからシェア街でしたいことなどを伺い、シェア街のfacebookページで配信しています。
ゲストの方は、かつてのテレビ番組「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」のコーナーのように、リレー形式で次のゲストを紹介していただいて決めていますね。ラジオは不定期ですが、月1、2回ペースで、このインタビューのタイミングまでに4回開催しました。

第4回シェア街ラジオ

シェア街ラジオ以外では、お二人はどのような活動をされているのですか?

まりさん:本業ではIT企業の会社員をしています。コミュニティーづくりにも関心があり、本業のかたわら、「スナックまり」という屋号でリアルでの場づくりや、オンラインスナックの活動をしています。シェア街では、のりさんと一緒にシェア街ラジオ局を立ち上げたり、「くうそうcafe-bar_engawa」というきょてんに参加したり、色々と関わらせていただいていますね。

のりさん:僕は、普段は都内の人材系企業で地方創生やSDGsなどの活動をしています。活動の中で、ゲストハウスサミットというイベントに携わった際に、シェア街主宰の柚木理雄さんや大塚誠也さんと知り合い、回り回ってシェア街の関係住民になりました。シェア街では、「くうそうcafe-bar_engawa」という架空のオンラインカフェバーのきょてんのオーナーや、コミュニティービルダーをやらせていただいています。

シェア街ラジオを始めたきっかけを教えてください。

まりさん:私が、シェア街のSlackのアイディア掲示板で唐突に、「ラジオをやりたいです」とコメントを投げました(笑)。シェア街Meet up!でもラジオの話題が出ていたり、私自身もプライベートでラジオをやり始めていたりしたこともあって、お声がけしたのがきっかけです。そのコメントにのりさんと柚木さんが反応してくださって、とりあえずやってみようか、と3人でゆるゆると始まりました。

のりさん:僕自身、シェア街メディアのnote以外にも、もう少しお互いの顔が見えるコミュニケーションの場があったらいいな、と思っていました。シェア街って、外から見ると何をしているのか分かりにくい。シェア街住民さん同士でさえも顔馴染み以外は、どんな方か、どんな活動をしているか、見えにくいかな、と。以前から、コミュニケーションの手段の1つとして「ラジオがあったら良いよね」という話があがってはいました。それをどういう形で実行しようか内容がふわふわしていた時に、まりさんが声をかけてくださったんです。

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シェア街住民さんの“らしさ”を浮き彫りにして伝えたい

テーマの「まりの気になる住人」はどのように決まったのですか?

まりさん:私自身、人と1on1で話すのがすごく好きで。その人らしさというか、どのような活動を、どういう想いでやってきたのか、その人の人柄、その人らしさが分かるのが好きなんです。シェア街住民さんの一人一人の“らしさ”が浮き彫りになって、伝えられる役割ができれば、と、シェア街の住民紹介ができる場として「まりの気になる住人」を企画しました。

ラジオはゆるゆるした雰囲気が良いなと、楽しく聴かせていただいています。ちょっと天然っぽいまりさんの進行を、のりさんが裏でファシリテートしている感じかな、と(笑)。

のりさん:そう捉えていただいたならば、そうなのかなと思います。

まりさん:ね、ありがたいです。私が赴くままにお話ししているのを、のりさんが受け止めて、回してくださっているような感じでしょうか。

のりさん:そうですね。本来であれば30分で終わるはずのところ、第3回のラジオは1時間ゆるゆるとやってしまったことがありました……。

第3回シェア街ラジオ

聴いている側は1時間でも、楽しくてあっという間でした。お話するうえで心掛けていることはありますか。

まりさん:えー、なんだろう……。のりさん、ありますか?

のりさん:え、僕から?……そうだな、2つあるかな。1つは、聞いてくださっている方が気になるであろうところを代表して僕が聞く、ということ。もう1つは、ゲストのご本人も「そこを聞く?」という感じになるような意外なことを聞いてみる、ということです。ゲストご本人にも気づきがあるような質問をすることで、自分自身が分かっていることをただ話すより、話していて楽しい、という空気が出てくるかな、と思っていて。そういう空気って聞き手の方にも伝わるので、あえてそのような形でゲストをいじりにいっています。

これからシェア街ラジオを配信するうえで、どんなことを大事にしていきたいか、お二人の想いを教えてください。

まりさん:やはり、ゲストのパーソナルなところ、その人らしさが引き出せることをやりたいです。同じ、くうそうcafe-bar_engawaの一日店長をしている方でも、それぞれが活動にかける想い、原体験は違うと思います。その人の絶対的な存在、その人らしさを浮き彫りにして、発信できる場にしたいですね。
あと、個人的にラジオが好きで、BUMP OF CHICKENや星野源などのラジオを聴いているのですが、内輪ネタが好きなんです。ずっと聞いているリスナーの共通認識で、このラジオネームの人、いつもコメントくれるよな、とか。そういう内輪ネタみたいなものを、シェア街ラジオでも表現したいな、シェア街の人ともそれ以外の人たちとも共有できるといいな、と思います。

のりさん:僕が大事にしていることは、2つあります。1つ目は、シェア街でも、オンラインとリアルでの人とのつながりというのを掲げていますが、やっぱりオンラインよりリアルの方が良いよね、というのもコロナ禍で見えてきて。でも、オンラインだけでも人との接触面、声や顔、あとは想い……そういう人間くささを伝えていくことで、人はつながれるのではないか、と僕は思っています。ラジオという声を伝えるメディアで、シェア街でもそういったオンラインでの人とのつながりを増やしていきたいです。
もう1つは、シェア街は自己表現ができる場所だ、と伝えることです。その1つとして、ラジオをやってみたいという、まりさんの想いを応援したい。ラジオを通して、まりさんがキラキラするお手伝いをしたいのが一番かな、と思いますね。
これらは、僕のやっているシェア街関連の活動で、共通している想いです。

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まりさん・のりさんの“声”が、オンラインでも人をつなぐ

まりさんはラジオがお好きとのことですが、どのようなきっかけで自分でもやってみようと思われたんですか?

まりさん:去年の1月くらいから場づくりを始めましたが、コロナが勢いを増し、活動が難しくなりました。しかし、当時の私は人とのつながりをすごく欲していて、オンラインスナックを始めたんです。その流れで、知り合いがラジオをやっているのをSNSで見つけたのがきっかけでした。はじめは、stand.fmでやった「おじラジ」。おじさんが好きな女子2人がゆるゆる話すラジオです。その流れで、シェア街でもラジオを始めたいと思ったんです。

のりさん:実は自分も、このコロナ禍でオードリーのラジオを聴くようになり、ラジオというメディアは面白いな、と興味を持ちました。もう1つ、恥ずかしい話ですが、イベントをやっていて、「声がいいね」と言っていただけることが何回かありまして……。

まりさん:それ、実は私もありました。褒められて伸びるタイプなので(笑)。

のりさん:自分では、いやぁ、と思っていたのですが……。そう言っていただけるのならば、やってみようかな、と。

たしかにラジオのなごやかな雰囲気は、お二人のしゃべり方、声のトーンも影響していると思います。声にもお二人のキャラクターが表れているな、と。今後のシェア街ラジオの構想があれば教えてください。

まりさん:実はパーソナリティーを募集中です。興味のある方のナンパを続けています。今後、新しいパーソナリティーの方の関心あるテーマがラジオの中で増えていくと良いな、と思っています。また、シェア街であまり交流できていない方を発掘して企画をやりたいですね。たとえば、シェア街の交流ツールであるBuddyupで、映画カテゴリーで共通する人を見つけて、映画好き集まれラジオもやってみたいな。

のりさん:僕は、住民さんの好き、やりたい、が伝播するメディアとしてやっていきたいですね。まりさんの人となりを大事にしたいです。ラジオの構成をしっかり決めるのもありかもしれませんが、それではまりさんのラジオではなくなるので。僕はゆるゆるな空気について行っている感じ。そういう空気だったら自分でもできるかな、とパーソナリティーやゲストとして関わってくれる人が増えると嬉しいです。後々、ラジオ番組表ができたり、テレビ番組ができたり、そういう風に発展したらいいな、という野望もありますね。

最後に、シェア街ラジオのパーソナリティーとして、シェア街の皆さんに一言お願いします。

まりさん:ぜひ引き続き、ラジオを聴いてくださると嬉しいです。リアルタイムで参加して、一緒にコメントを見て参加してください。引き続きよろしくお願いいたします。あとは、のりさんとも少しずつ仲良くなれるように……。

のりさん:距離感をね。

まりさん:少しずつね。それを見届けてもらえると嬉しいです。

のりさん:熱苦しいことも言いましたが、基本的には楽しくゆるゆるやっています。ゆるゆる耳を傾けて、よろしければコメントをしていただければ。僕らもそれを見ています。よろしくお願いいたします。

4月20日22時から、この記事執筆のかねこりなと編集のAtsushi Nagataがシェア街ラジオにゲスト出演します。まりさん、のりさんによるシェア街ラジオの魅力を体感したい方は、ぜひご覧ください!

【クレジット】
編集:Atsushi Nagata Twitter / Note / Youtube
執筆:かねこりな
写真:提供写真

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