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【タッチタイピング】1分でできる。新卒Webディレクターがタイピング力を底上げした方法

Web業界で日々働いている方、内定が決まった会社でパソコン業務がある方、大学のレポートや論文などに苦戦している方など、PCを使う方なら誰もが持っておいて損がない力、それがタイピングの速さ(以降タイピング力)です。
筆者はWeb業界で働く2年目のディレクター。
新卒で入社後、ある方法を用いてタイピング力を底上げできたおかげで、クライアントとのミーティング議事録やメール・社内でのチャットなど、多くの場面で作業効率の向上を実感することができました。

今回は筆者が実践した、タッチタイピングの習得方法と、たった1分でできるタイピング力の底上げ方法をご紹介します。

タイピング力の底上げ方法

出典:Pexels

ここからは実際にタイピング力を底上げする方法をご紹介します。
必要なステップは以下2つだけです。

  1. タッチタイピングを覚える

  2. タイピング力を底上げする(1分でできます)

順番に解説します。

1.タッチタイピングを覚える

タッチタイピングとは、キーボードではなくPCの画面を見ながらタイピングを行うことです。
PCを使う方なら誰もが最初に憧れることの1つではないでしょうか。

もちろん、キーボードを見ながらでもある程度早くタイピングすることは可能です。学生の頃、人差し指だけしか使わなくてもタイピングが早い、という方はちらほらいました。

しかし実際に業務を行ってみると、タッチタイピングができた方が明らかに効率が良い点が多々あります。具体例は以下です。

  • ミーティング中に資料を見ながらメモを取ることができる

  • チームメンバーからのチャットを確認しながら入力作業を行える

  • 文字入力の間違いにいち早く気づける

そのため、まずはタッチタイピングをできるようになりましょう。

方法は簡単。キーボードの配置を覚えるだけです。
実はこれ1,2時間でできてしまうんです。筆者もタッチタイピングを覚えようとしたその日のうちに覚えきれてしまいました。
スピードはともかく、タッチタイピング自体は1日もあれば十分習得できてしまいます。
キーボードの配置は以下の手順で覚えました。

  1. ホームポジションを覚える

  2. a(あ)i(い)u(う)e(え)o(お)の場所を覚える

  3. それ以外の(かさたなはま…)行を覚える

1.ホームポジションを覚える
キーボードにはホームポジションというものがあります。
お手持ちのPCの「F」キーと「J」キーを触っていただくと、軽い突起があるのがわかると思います。これがホームポジションの目印です。

左手の人差し指を「F」キーに、右手の人差し指を「J」キーに置いてください。
次に左手の中指・薬指・小指を「D」「S」「A」キーに、右手の中指・薬指・小指を「K」「L」「+」キーに置いてください。
この状態がホームポジションです。タッチタイピングは、この形からすべてのキーの位置感覚を覚えることで習得できます。

ホームポジションの画像
ホームポジションの画像。キーをどの指で打つべきかはキーと指の色を参考にするとよい
出典:ちびムズドリル小学生

2.a(あ)i(い)u(う)e(え)o(お)の場所を覚える
ホームポジションに手を置いたら、まずは「あ」を打ってみましょう。左手の小指に「A」キーがあるはずです。
次に「い」です。右手の中指を上にスライドしてみましょう(ほんの少し斜め左上)。「I」のキーがあります。
「う」を打ちます。次は右手の人差し指を上にスライドします。「U」キーがあります。
「え」です。左手の中指を1つ上のキーにスライドしてみてください。「E」キーにたどり着いたでしょうか。
最後に「お」です。右手の薬指を1つ上のキーへスライドしてみると「O」キーがあるはずです。

「あ」「い」「う」「え」「お」は打てましたか?
目をつむっても「あ」「い」「う」「え」「お」が打てるように、何度か練習してみてください。
キーボードを見ていないと、初めのうちは自分の手がどこにあるのかわからなくなってしまいます。その時は必ずホームポジションを思い出してください。

出典:Pexels



そして皆さんお気づきでしょうか。ローマ字表記では(あかさたなはま…)行のすべての平仮名を入力するのに、母音(a i u e o)が必要になるということを。
つまり「あ」「い」「う」「え」「お」が打てた今、あとは残りの子音を覚え組み合わせるだけで、皆さんはタッチタイピングを習得できるのです。


3.それ以外の(かさたなはま…)行を覚える
あとの作業は(a i u e o)の位置の覚え方と同じです。
ホームポジションに手を置き「K」がどこにあるのか、「S」がどこにあるのか…というのを一つ一つ確認していき、すべての平仮名をゆっくりでもいいので、キーボードを見ずに打てるように練習してください。
この時必ず手はホームポジションに置き、そこからどのように指を動かせば目的のキーにたどり着くのか、距離感覚を覚えるように練習してみてください。
これができればタッチタイピングの習得達成です。おめでとうございます。

出典:Pexels

2.タイピング力を底上げする(1分でできます)

出典:Pexels

さあ、タッチタイピングを習得した皆さん。いよいよタイピング力を底上げする時がやってきました。
これからご紹介する方法を実践すれば、タイトルにもある通り「たった1分で」タイピング力を向上させることができます。
筆者がおすすめする最強の方法、それはタイピングゲーム『寿司打』を遊びまくることです。

寿司打とは、回転寿司のように流れてくる単語を、ローマ字入力して(食べて)いくゲームです。
筆者が『寿司打』をおすすめする理由には以下の点が挙げられます。

  • 最短1分からタイピング力を鍛えられる

  • 3,000円・5,000円・10,000円(初級・中級・上級)とレベル毎にコース分けされている

  • スコアが表示されるため、自分の成長が見えやすい

  • ミスなく入力を続けるとスコアが伸びるため、正確性のあるタイピング力をつけられる

  • ひたすらタイピング練習ができる

タイピング力を向上させるには、実践は避けては通れません。
一方で、実際の業務の中で苦戦しながらタイピングをしていても、業務の効率が落ち、タイピングどころの騒ぎではなくなってしまいます。

筆者はご紹介した寿司打を、隙間時間に一人でプレイしたり、職場の昼休みに同期とスコア勝負をしたりと、遊び感覚で楽しみながらプレイしてきました。
気が付くとタッチタイピングは自然とできており、タイピング力も爆上がりしていました。

タイピング力をつけると、すべてのPC業務の効率が上がり今までとは違う景色が見えます
出典:Pexels


本noteでは、以下2点についてお話させていただきました。

  1. タッチタイピングの覚え方

  2. 「1分でできる」タイピング力の底上げ方法

パソコンを使う機会が増えた現代において、タイピング力を底上げすることは、一生で見ると膨大な時間を削減することへとつながります。
また、早い段階でタッチタイピングを習得することで、これからの人生でパソコンを使う時間すべてを、タイピング力向上の時間へと変えることもできます。

皆さんもぜひ、タイピングゲーム『寿司打』でタイピング力を底上げしてみてください。

本noteを読んで、1人でも多くの人がタイピング力を向上できることを祈っています。

※メインビジュアル:Pexels

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