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シェアハウスのつくり方① 物件開発

物件を仕入れる

まず 「シェアハウスを作る」 となったときに必要になるものは物件です。
物件の探し方は、あなたが引っ越しや賃貸物件を借りるのと同様にまちの不動産や大手不動産サイトから気に入った物件を探しましょう。

あなたの作ろうとしているシェアハウスが
 駅から近いアクセス良好       なシェアハウスなのか
 静かな環境で落ち着いた生活ができる  シェアハウスなのか
まずは頭の中でコンセプトを設定し探してみてください。環境や立地だけではなく
 こじんまりとした和気あいあいのハウス   にするか
 コミュニティのしっかりした大人数のハウス にするか
でも、物件情報の検索は変わります。

あなたが企業の担当社員としてシェアハウスを作るのであれば、その会社のプロジェクトテーマやコンセプトに則った物件を検索すべきですし、あなた個人が運営するのであれば、あなたがしたい・あなたができるコンセプトにあったハウスを探してください。

ここで大切なことは、大家さん(該当物件の所有者)が"シェアハウス”という形態を認識・理解してくれるかどうかという点です。物件によって一概に決めつけることはできませんが、大概の大家さんは高齢な方です。そして大手サイトに掲載を依頼しているような所有者さんには"シェアハウス”という運営形態をなかなか理解するのが困難な事も多いです。

そこで頼りになるのが仲介不動産の担当社員ですが、彼らは基本、売上や案件が増えることを目標にしているので、社会的な意義やあなたの理想を振りかざして協力してもらおうとしても聞く耳をもたないことが普通です。

逆にいうとあなたの理念や熱意に共感して探してくれるのであれば、その担当者はとても強力な協力者になるので必ず離さないようにしましょう。

そもそもシェアハウスに向いている物件というのが、部屋数が多く核家族が望むような家よりも少し大きい家が理想です。仲介不動産にとって見ればちょっと持て余すような物件を紹介してもらうような感じです。駐車場もシェアハウスとしてシェアカーを使うということでもなければ必要ないです。その隙間を狙いましょう。できれば仲介不動産もその地域に特化した会社のほうが掘り出しものが見つかります。

私は賃貸物件を借りて、物件の各部屋をシェアハウスの専用部として入居希望者に貸しています(転貸借・サブリースという形態です)が、あなたに元手やある程度の資金があれば物件を購入してシェアハウスをするというのも方法です。

というのも、仲介不動産が話を聞いてくれ、物件にも恵まれ、貴方が借りたい物件が出てきたとしても、大家さんに対しては、転貸借を認めてもらうハードルがありますし、賃貸で借りる以上、原状復帰して返さなければならないという義務も発生する可能性があります。

その点、物件を購入してしまえば、その物件は貴方のものですから貴方が自由に改装・改築することができます。賃貸物件であれば気にするようなリノベーションなども大家への確認義務もないのでストレスもありません。






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