アーユルヴェーダの
古典医学書である
チャラカサンヒターには

「生命に命を与える食物も、
不適切に取り入れたならば害をなし、

生命に害となるはずの毒物も、
適切に用いられたならば
不老長寿の妙薬となる」

とあります。


私たちは
ついつい食べ過ぎてしまったり、
今の自分には必要ないと思いつつも
食べてしまったり
することがあります。


そんな時には、
なんとなく身体が重たくなったり、
気分が沈んたりして、

「アーマ(未消化物)が溜まってきたな・・」と
分かるものですが、

そんなときに
一番手っ取り早い解消法は
「お白湯をちびちびする」こと。

お白湯は、
アーマ(未消化物・毒素)を消化して、
大小の詰まった経路を通してくれます。

もちろん
食べすぎた時ではなくても、
お白湯をチビチビ飲むことは、
身体に蓄積している
毒素を流してくれます。


お白湯は
習慣的に飲んでみればわかりますが、
食べ過ぎた時や、
質の悪いものを食べてしまったとき、
食欲のでないとき、
身体がだるい時などに飲むと、
よりその良さを実感できます。

風・火・水のバランスの
調ったお白湯を飲むことで

自分の
ドーシャバランスが整うと同時に、
体温が一時的にあがり
各細胞に水分が十分に供給されます。


そして、
ジャータラ(胃の)アグニと
ブータ(元素の)アグニ
ダートゥ(組織)アグニ
が活性化され
だるさや疲労感、あらゆる不調の
改善につながります。


さらには、
お白湯は
消化にまったく負担がかかりませんから、
アーマ(未消化物・毒素)
が消化されて、
毒素が流れ出ていきます。

さらに、
白湯の温熱効果によって、
上向きになっているヴァータを
本来の下向きの方向に整えますから、
身体が心地よく、
心が落ち着きます。


お鍋やお味噌汁など
温かい食事を食べると、
気持ちがほっこり落ち着くのは
上向きのヴァータが下向きに働くからですね。

私たちは肉体を持って
生きているかぎり、
肉体の状態にあらゆることが左右されます。

その肉体、身体を常に良い状態、
ニュートラルな状態に
キープしておくためにも、

お白湯を飲むことは
あらゆる方法の中でも
一番手軽な方法だといえます。

お白湯をチビチビ飲んだときに
身体からアーマが出ていく感覚は
とても心地のよいものです。

胃が疲れたな、
食べすぎたかな、
食欲出ないな、
疲れやすいな、
だるいな、、などなど感じた時には、

お薬や栄養ドリンクの前に
まずは、
お白湯をちびちびち
飲むところからはじめてみませんか。

今週で1月も終わりますね、
1日1日を大切に過ごしたいですね。

明日からもどうぞ素敵な1週間を!

(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon)
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ヨガとアーユルヴェーダ、瞑想、インド哲学の叡智をもとに
「第三の目(松果体)」の活性を目的に
最高技術を常に追求し続けている
松果体活性マッサージ専門店「ZENのじかん」
https://peraichi.com/landing_pages/view/zentime

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