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カンボジア インターンブログ③ 低体重児の家庭訪問を通して

 みなさんこんにちは。カンボジア事務所インターンのPingです。インターンをしている間、現地スタッフと一緒に村の家庭訪問をする機会に恵まれました。今回、20歳のお母さんとその低体重のお子さんを訪問し、お母さんがどのような食事を与えているか、そして子どもが病気になったときのケア方法についてインタビューを行い、最後に身長・体重測定を実施しました。


写真1: 家庭訪問をし、インタビューを行なう様子

 インタビューの中で、家庭に残っている食事について尋ねたところ、朝ごはんはまだ食べていないこと、この家族は主に1日2回の食事を摂ることを教えてくれました。子どもの身体測定を行なったところ、生後21ヶ月で体重7.8kg、身長は71.4cmという結果でした。この結果を成長曲線に書き込むと、重度の低体重であり、正常値とは2kg以上離れていることがわかりました。

 この訪問を通して、私はお母さんの食事パターンが子どもにとっても重要なこと、子どもに与える主な食材について考えました。子どもが家庭で実践された取り分け離乳食を食べて、保健センターで栄養状態のフォローアップを受けること、病気の時の正しいケア、シェアとしては養育者に対して正しいアドバイスを与えることがとても重要です。生後1000日のうちの十分な栄養摂取は子どもの成長にとって欠かせません。

シェアがこのよう活動を観察する貴重な機会を与えて下さったことに感謝しています。今後の栄養分野での自分のキャリアに活かしていきたいです。 

写真2:ある日の乳幼児健診終わりに女性子ども委員や、保健ボランティアと共に

Pingさんのカンボジア事務所でのインターンシップは12月16日に無事終了しました。インターンシップ終了直前には2ヶ月間で学んだことを発表し、カンボジア事務所のスタッフからたくさんのフィードバックを受けました。村での活動に同行するだけでなく、ブログの執筆や、訪問者のアシストなど様々な活動に明るく取り組んでいたのがとても印象的です。今後の研究もカンボジア事務所スタッフ一同応援しています。(カンボジア事務所 溝口)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

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