感情と興味と憂鬱と雨
昨日は朝まで 可愛くて孤独で繊細な君の傷を撫でていた
起きたら昼で したくもない仕事の話をあれこれされて
ふてくされて意地で一日中寝ていた
心地良い暖かさはいつしか蒸し蒸しとした不快なものに変わっていて
私は窓から入ってくる少しだけ部屋より涼しい風を必死に頭で感じながら
なんとか理性を保っていた
半袖で1日過ごしてみたが
ぬるい部屋にいて、涼しい外気を感じることが私の生きる意味だと知った
こうして私はなんとか生きているのだ
生きる意味なんて こういった小さなものしかなくて
昨日君にぶつけられた寂しさは実際に私の傷にもなっているし
君が発するものは気になってしょうがないのだ
優しさに見せて近寄っているけど これは君への興味でしかないんだよ
ごめんね
私のことを気にかけてくれる貴方がいるのだけれど
何故私が今不安定な状態なのかは 決して言えない
結論のないこの興味を打ち明けたところで
傷つけてしまうだけだし
じゃあどうしたいのか なんて聞かれても分からないんだから
興味と一言で言っても 種類は違うんだから
今日は1日 自分の感情の揺れるままに過ごしてみた
気持ちはコントロールすることはできないけれど
気を紛らわせたり 手を動かしてみたり
美味しいものを食べたり 行く所まで考え込んだり
下手くそなりに 頑張っていたよ 私
大変なこともあった
雨が止んだから近所のスーパーに寄ったら
今日一番の豪雨に降られた 最悪のタイミングで笑えた
雨宿りしている余裕なんてないから
走って 濡れて 走って濡れて トラックの運転手に道を譲られた
座っているのに少し浮いているような そんな今日だったな
明日はきっと もっと 少しだけ ちゃんとした自分に
心地良い半袖で いい日を過ごすんだ きっと
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