基本的にサッカーの戦術ブログをあげます。好きなチームは柏レイソルとリバプール。

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最近の記事

「常に目的を見失わない」 プレミアリーグ第8節 ブライトンvsトッテナム マッチレビュー

最初に結果から。3-0でブライトンの勝ち。 確かにブライトンにもいい選手はたくさんいるが、正直スパーズの方が各ポジション見比べても明らかに個の能力は高いと言える。そんなブライトンがどうやってスパーズに勝ったのか。今回はブライトンの良かった点にフォーカスし振り返る。 スタメン ホームブライトンは4-4-2。対するスパーズは4-2-3-1。 ブライトンのビルドアップとスパーズのシステム変更スパーズはプレスを敵陣のペナ付近(スパーズにとってのアタッキングサード)からもある程

    • 「切れなかった集中力」 マンチェスターシティvsウルブス マッチレビュー

      まさかの2-0でウルブスの勝ち。何が起きた? スタメン両チームスタメンはこちら デブライネが鼠径部の怪我でメンバー外。代わりにIHにギュンドアンが入っての4-3-3のシティ。一方で3-5-2のウルブス。 噛み合わせ、シティの保持時全体的な流れで言うとシティの猛攻をウルブスがひたすら耐えるような感じ。 噛み合わせ ウルブスは基本引いてブロックを作るので、5-3-2のような立ち位置となる。 図に表したようにウルブスの前線の3-2のブロックは常に縦横コンパクトかつ、連動

      • 【ロジックとハードワークで埋める実力差】 UCL マッチレビュー リバプールvsザルツブルグ

        ※最後まで無料です。 前節、ナポリに乗り込み0-2と破れたリバプールとヘンクに6-2と大勝したザルツブルグ。そんな対照的な両チームのグループリーグ第2戦。舞台は”何かが起こる”アンフィールド。僕はリバプールのサポーターであるが、実際にこの試合をDAZNで観戦していてとても興奮してしまった。改めて、前線からの攻撃的なプレッシングは人を魅了するものがあると思った。 今回はザルツブルグのプレッシングを中心に振り返っていく。 スタメン リバプールはいつもの4-3-3。一方でザ

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        • premier league Match Week 7 Everton vs Man city REVIEW

          ※全部無料です。 かっこよく英語のタイトルをつけてみたりしました笑 今回もレビューをやっていきます。 今回はレビューと言ってもシティのビルドアップでよくみられたパターンをいくつか取り上げます。と言っても2パターンだけですが。 パターン①一つ目のパターンは、まず言葉で説明をすると、 インサイドハーフ(以下IH)がCBとSBの間に開きつつ、降りてくるパターン。IHが開くタイミングは逆のサイドからのサイドチェンジのボールの移動中。また、この時にSBはIHがもともといた場所

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        「常に目的を見失わない」 プレミアリーグ第8節 ブライトンvsトッテナム マッチレビュー

        • 「切れなかった集中力」 マンチェスターシティvsウルブス マッチレビュー

        • 【ロジックとハードワークで埋める実力差】 UCL マッチレ…

        • premier league Match Week 7 Everton vs Man city REVIEW

          「相手の良さを逆手に取る」 UCLグループステージ1st leg ナポリvsリバプール マッチレビュー

          リーグからひと月遅れで始まったCL。昨年はリバプールの優勝に終わったが今年はどうなるのだろうか。フットボールファンに取って寝不足の日々が始まる。 今回は試合全体レビューというよりは、結果的に勝利したナポリがどのようにリバプールの嵐のようなプレッシングを回避したのか。そこに焦点を当てて振り返る。 配置、スタメン まずホームナポリ、4-4-1-1でFWは縦関係という予想が多かったが、普通の4-4-2だった。 次にアウェイリバプール。いつもの4-3-3、いつものメンバー。

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          「連勝は止まったけど好ゲーム。」 明治安田生命J2リーグ 第30節 柏vs新潟 マッチレポート

          11連勝中の柏が"聖地"日立台に3連敗中の新潟を迎えての一戦。チケットsold out、満員の日立台で行われた今節を振り返る。 スタメン 柏も新潟もいつも通り。 まず柏は4-4-2。契約上出場できない川口に変わり田中陸が右SBで先発。 次に新潟。こちらもいつも通りの4-2-3-1。前節からの変更は岡本が外れジェームズがCBに。右SBには新井が入った。 振り返り前半 前半の立ち上がりから積極的なのはアウェイ新潟だった。恐らく相当なモチベーションでこのゲームに望んでいた

          「連勝は止まったけど好ゲーム。」 明治安田生命J2リーグ 第30節 柏vs新潟 マッチレポート

          明治安田生命J2リーグ第30節 柏vs新潟 マッチプレビュー

          リーグ戦11連勝。そんな文言なかなか聞かない。しかし、それを成し遂げてしまっているのが現在の柏レイソル。2位との勝ち点差は9ポイント。1年でのJ1復帰という目標に向けて視界良好。一方の新潟は ここで両チームの予想スタメンは以下の通り。 まず柏。安定の4-4-2で来ると考えられるが、川口が契約上の問題、さらには前節肩を痛めた影響で出場不可能。右SBを誰がやるのか問題であるが、4-4-2ならばCB本職の田上、またはここ最近出場機会のない高橋峻希または器用な田中陸である可能性が

          明治安田生命J2リーグ第30節 柏vs新潟 マッチプレビュー

          ”こんなの強いに決まってる” premier league review ManCity vs Bournemouth

          強いチームは強い。それが今シーズンも顕著に現れそうな予感のするイングリッシュプレミアリーグ。その中でもこのチーム無しではプレミアは語れないというようなチームであるマンチェスターシティ。そのシティに対し、今シーズンはどこが黒星をつけるのか。注目である。 今回はプレミアリーグ第3節 ボーンマスvsシティを振り返る。 *追記* →レビューを書いていたらいつのまにかシティの決まり事と言うか、いつものシティを解説してる様な感じになってしまいました。それくらいボーンマス戦もいつも

          ”こんなの強いに決まってる” premier league review ManCity vs Bournemouth

          柏レイソルがJ2で優勝するために。

          本日7月19日。柏は明治安田生命J2リーグを22節を終え、勝ち点40で3位に付けている。 今シーズン、開幕4連勝と幸先の良いスタートを切り、流石柏レイソルという声も多く聞かれたものの、続く岡山戦で敗戦するとヴェルディ戦でも敗れ、連敗を喫し、「あれ。おかしいぞ」という空気感が流れた。その空気感のまま、失点こそ少ないものの、いかんせん点が取れない!という状況が6月半ばまで続いた。 一時はプレーオフ圏外となり、監督解任の噂もサポーターの中で囁かれたほどだった。 この勝てなかった時

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          【FIゼミ課題】UCL FCバルセロナvsリバプールFC マッチレビュー

          今シーズンのチャンピオンズリーグも早いものでもうベスト4が出揃った。 リーグ戦でも”普通に”強い両者の対戦。 2試合合計スコアで決勝へと駒を進めるのはどちらか。 大事な1st legを振り返る。 フォーメーション バルサは中盤にアルトゥールではなく、ビダルを起用。高い強度でのプレーが続くことが予想されることからの起用であった。 リバプールはフィルミーノが鼠蹊部の怪我で当日判断の末ベンチスタートに。 代わりに起用されたのはワイナルドゥムであった。 バルサのビルド

          【FIゼミ課題】UCL FCバルセロナvsリバプールFC マッチレビュー

          CL準決勝 FCバルセロナvsリバプールFC マッチプレビュー

          様々なドラマが起きた今年のヨーロッパチャンピオンズリーグもとうとう準決勝。 ここまで圧倒的な強さで勝ち進んできたバルサと数々の苦難を乗り越えここまで来たリバプール。 ここを勝ち進んで決勝に行くのはどちらか。 この好カードを戦術的な観点で見ていく。 スタメンとフォーメーション バルサもリバプールもいつも通りであろう。 バルサはコウチーニョのところにデンベレの可能性もあるし、リバプールはワイナルドゥムのところにミルナーの可能性もあり。 バルサのビルドアップの特徴とリバプ

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          久保建英はこのタイミングでバルサに復帰するべきか

          少し時間が経ってしまったが日本サッカー界を賑わせたニュースがあった。 久保建英、バルサ復帰か このことを知った時、サッカーファンとして反射的には「おおおすげーー!!良かったー!!」などと言うような感情になった。 いや。待てよ。 昨シーズンのマリノスへのレンタル移籍を経験し、今シーズン東京でスタメンに定着しつつある久保。 このタイミングでスペインに行くべきなのだろうか。 もし、行くとすればバルサBからのスタートとなる。 バルサBもレベルが高いのはもちろんわかっては

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          【FIゼミ課題】プレミアリーグ 第34節 リバプールvsチェルシー マッチレビュー

          プレミアリーグも今節を含めて残り5試合。 今シーズン、悲願のリーグ制覇のチャンスが訪れたリバプール。 シティが1試合未消化の為、暫定的に首位に立ててはいるが、未消化分の試合をシティが勝った場合、勝ち点1差で追いかける形となる。 シティが勝ち点を落とすかどうかはわからないので、少なくともリバプールは勝ち続けなければ優勝は遠のいてしまうだろう。 そんな勝たなければいけないリバプールは今節、宿敵チェルシーとの一戦を闘った。 実は、今節を戦うまで直近5試合でチェルシー相手に勝ち

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          CL round 8 LFC vs FC Porto マッチプレビュー

          昨シーズンのあの悔しさを晴らすべく、次こそはチャンピオンになるという強い意気込みの中闘う今シーズンのCL。 グループリーグではアウェイ全敗したものの、ホーム全勝でなんとかグループリーグを勝ち抜ける。 決勝トーナメントラウンド16ではバイエルンと対戦。 ホーム、アンフィールドでの1st legは好ゲームを見せたもののバイエルンの素晴らしい守備に阻まれスコアレスドロー。 アウェイ、アリアンツアレーナに乗り込んでの2nd leg。攻め倦むバイエルンに対し、ファンダイクのロングパ

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          この敗戦が無駄にならないように

          こんにちは。今回はJ2第5節、柏vs岡山を振り返ります。 試合の振り返り岡山には明確な2つの狙いがありました。 まず1つ目。 岡山にはイヨンジェという競り合いの強いFWがいます。 柏が前からプレスに来たり、中央がハメられたら彼目掛けてあえて滞空時間の長いボールを蹴り、競合わせて、セカンドボールを周りが回収するという狙いです。 次に2つ目。 イヨンジェにロングボールを蹴ることで柏のDFラインは背後を警戒してラインを下げ始めます。柏のDFラインが下がると3トップがボールホル

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          日本代表のコロンビア戦 感想

          キリンチャレンジカップ2019 コロンビア戦について、感想を今回は文章のみで書いていきます。 日本代表はもっとやれるこの試合を見ていて日本代表はもっとやれるのではないかというのが率直な感想です。 まず、森保監督はGKのチョイスや試合中、ハーフタイムでのコーチングがあまりうまくできていなかったと思いました。 (内容がほぼleo the footballさんの動画の引用になってしまいますが)、東口は前半開始早々からバックパスを1トップ目掛けて、クリアのような形で蹴ってしまっ

          日本代表のコロンビア戦 感想