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2024/03/02 オーイシ武道館

いきなりですが、オーイシマサヨシという人物を知っているだろうか?
多分知ってくれているからこの記事を見てくれたんだと思うのだが
3月2日は、1人の男が夢を叶える瞬間に立ち会えた記念すべき日になった

私が最初にオーイシマサヨシ、もとい大石昌良を知ったのは
彼が組んでいたSound Scheduleというバンドであり、中学から高校生の頃にヘビーリスナーだったNHK FMのミュージックスクエアというラジオ番組だったように思う

そこから月日は流れて、私はサクラメリーメンというバンドが主催するイベントを見るため渋谷のクラブクアトロに来ていた

そこにゲストとして出演していたのが、Sound  Scheduleが解散しシンガーソングライターとして活動していた大石昌良だった

巧みなギターテクニックにハイトーンが心地いい歌声に私は二度目の恋をしたのだ

やがて彼はアニソンシンガーとして別名義として名を馳せていく
Sound Scheduleが年に一回活動再開しライブを開催するのを毎年参戦してはいたのだが
正直、アニソン名義のものは追いかけきれていなかった
故に、最初は武道館も行くつもりはなかった

20年くらい追いかけている友人に誘われて、チケットが即完だったというライブに運よく参加させていただくことにした

結果、行ってよかった

最初の「エンターテイナー」でセンターステージから真っ白い衣装で登場した彼を見たら思わず涙がポロリとこぼれてしまった

バンドを辞めたいと言った時
ソロでデビューをしても泣かず飛ばずでアルバイトをしつつ活動していた時
実力はあるのに、知っているのになんで売れないんだろうと何回も歯痒く思っていたことが報われた瞬間だった

そして枕男子からの ゲスト大石昌良の登場には痺れた
意地でもシンガーソングライターの大石昌良を武道館に立たせるんだという意地だったと思う

そして、アニソンへのパイプを繋いでくれたTom-H@ck さんが登場された瞬間、
そしてその後のMCでお互い目を見てしまうと泣いてしまうという2人の関係にまた涙を流してしまった
Tomさんがいないと、今のオーイシはいないと思う

本編の最後は、君じゃなきゃダメみたい
アンコールの最後はようこそジャパリパークへという彼の知名度をグッと引き上げた曲たちだった

彼はライブが終わってしまうのが名残惜しそうにしているところに
観客たちが自然発生的にジャパリパークを歌うのは心からこの場にいれてよかったと思わせてくれた
最初は女性客9割と言われていたのが、今や男7割と逆転しており
曲はもちろんだが、大石本人の人間性に惹かれている人が多いのではないかと思った

1人で飛び込んだアニソンの道に、武道館に立つという夢を叶えるためにこんなにもたくさんの人が協力してくれているという事実に、ただただ涙が溢れた

さて、来年にも早くもVol2の開催が決定されたので、彼はまた新たな目標に向かって
突っ走っていくのだろう
いい意味で昔も今も変わらない笑顔と歌声で私をまた勇気づけてくれるのだ


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