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やってはいけない老けるダイエット!その1 「食べないダイエット」

やってはいけない老けるダイエット その1

食べなければ痩せるダイエット

「1日1200kcal以下に抑えているのに痩せない」

「炭水化物はほとんど食べないで、野菜ばかり食べているのに逆に体重が増えた」って人いませんか?

「実は食べないから太る!」

という食事制限の間違いについてお話しますね。

あと、何をどのように食べれば良いのか、対策法も紹介しています(^_-)


食べてないのに痩せない理由とは?太る原因は

実は、「食べないから痩せる」んじゃなくて、「食べないから太る」という人が多いんです。

ダイエット中にありがちな「食事量を極端に減らす」「カロリーを制限する」「太りそうな食材はカットする」といった方法。

実は、これらが痩せにくい体を作ってる理由なんです。

その理由は、ダイエットによる栄養失調を体が察知し、カロリーをなるべく消費しないようにと生命の防衛本能が働いてしまうから。



人間は生きているだけで基礎代謝のカロリーを消費するから、基礎代謝以下の食事に制限すれば、食べない分、体重が減るのは当然です。

でもそれを利用してダイエットでカロリー制限・食事制限をしようとすると、食べた分の摂取カロリー<基礎代謝+運動などの消費カロリーにすればいい、って単純に思ってしまいますよね。

そこが大きな落とし穴です!


間違った食事制限ダイエットの痩せ理論

必要な栄養やカロリーを摂取しないでいれば、胃腸の働きは鈍って、体は飢餓状態だと錯覚します。

この先もずっと食事抜きの飢餓状態を続ければ、計算上はそのままやせ細っていくはずだけど、当然、それでは生きていけません。

結果、あなたの体は飢餓状態でも生きられるように、カロリーを消費しない、脂肪を燃やさない体になっていって、ダイエット効率の悪い体に陥ってしまうというわけです。

あと、基礎代謝の多くを占めるのは内臓の動きによるものです。

食べた物を消化、吸収、代謝するときに、体の中ではたくさんのエネルギーが使われるから、大量のカロリーを消費します。

だから、適切な食事をしっかり食べて胃腸を活発に動かせば、それだけでカロリーが消費できるということです。

だけど、好きなものをやみくもに食べてOKというわけじゃ無いですからね(笑)


正しいダイエット方法1.「 0カロリーやローカロリーばかりはダメ!」

極力カロリーを摂りたくないから、こんにゃくや寒天でお腹を満たす。

サラダにかけるのはノンオイルドレッシングで、飲み物は水かゼロカロリー&ローカロリーの清涼飲料水。

肉・油・炭水化物を極力食べずないで、サラダばかりを食べる…

こんな食生活だと必要な栄養が不足して、消化・吸収・代謝機能が低下してしまいます。

あと、ゼロカロリー&ローカロリーは熱量がない食材だから、体が熱を生み出せなくて冷えを招いてしまいます。

冷えると体は脂肪を蓄えようとするから、ますます脂肪を燃やすことは困難になるんです!


そして、「食べる量を減らしているのに痩せない!」ってどんどん摂取カロリーを減らす食生活を続けてしまうと、少し食べても太ってしまう体質になってしまうから要注意です。

ゼロカロリー、ローカロリーをダイエットに活用するのがダメなんじゃなくて、そればかりを食べるのが問題。

必要最低限に留めた方がベターですよ。


正しいダイエット方法2. 「良質の油は適度に積極的に摂ろう」

ダイエットには大敵と思われがちで、できるだけカットしようとする人も多いのが油。

だけど、油も良質の物を選べば、ダイエットの強い味方になってくれるから、しっかり摂取することが大事です。

良質の油は、天然の植物性オイル(オリーブオイル、しそ油、えごま油、亜麻仁油、ごま油、MCTオイル)等、原料を生搾りしたもの。


良質な油は、女性ホルモンや脳内ホルモンのバランスを整えてくれるから、ダイエットにありがちなイライラや暴飲暴食を防いで、ストレスのないダイエットを行うことができるようにしてくれます。


油は加熱すると酸化してしまうから、ベストな摂取方法は生で食べること。

一日小さじ2~3杯程度の油を、サラダ、煮物、味噌汁、スープ、和え物に加えて食べるのがおすすめです。


その他、アボカドやナッツ類にも良質の油が含まれているので積極的に取ると良いいですよ。


正しいダイエット方法3. 「赤身の肉を食べて痩せよう!」

肉=太る!という考えもNGです。

特に赤身の肉には代謝を上げて脂肪を燃焼する働きのある成分L-カルニチンが含まれています。

L-カルニチンは牛・羊>豚>鶏の順に含まれているから、ダイエット中は、牛ヒレみたいな赤身の強い肉を選ぶのがポイント。


あと、肉には筋肉の元となるタンパク質が含まれているのもおすすめポイント。

筋肉量が増えれば代謝も上がって、太りにくい身体にしてくれます。

さらに、甘い物を食べたい欲求を抑える働きのあるチロシンも肉に含まれているんです。

ダイエット中にやたらと甘い物が食べたくなる人は、肉不足になっているかも?

食生活を見直してみると良いですよ。

さらに、肉を食べる際は香味野菜(ニラ・ニンニク・ショウガ等)と一緒に食べると、より代謝アップに役立ちますよ。

正しいダイエット方法4. 「お米は太る」は間違い!

特に若い女性達の間では「お米は太るから、パンを食べる!」と思っている人がいるけど、実はお米のほうが太りにくい食材ですよ。

昔から日本人が食べてきたお米は、体質にとても合っていて消化吸収も良くて、普通に食べていれば太る心配はないんです。

逆に、パン・パスタ・うどん等の小麦製品は体内で分解しづらくて、分解できなかった成分は腸壁に溜まってしまうんです。

そうなると、腸内の活動が低下し代謝がダウン、結果、痩せないという状態になっちゃいます。

お米の中でも、玄米や雑穀米は白米に比べ、ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富なのでオススメ。

慣れない内は、白米に玄米や雑穀米を混ぜてみるといいですよ。

さらに、低カロリー&低糖質、食物繊維やカルシウムが豊富なオートミールを白米に混ぜるのも、ダイエットに効果的です。


正しいダイエット方法5. 「痩せなきゃ」というストレスはNG

「甘いもの×」「揚げ物NG」「炭水化物はカット」こんなふうに我慢&辛いダイエットを続けることはなかなか難しくて、失敗する確率はかなり高いです。

そして「太るのが怖くて、食べることまでが怖い!」とまで思ってしまう例も。

こういうストレスはダイエットの大敵です。

体や心にストレスを感じると、脳は飢餓状態であると勘違いして、いざという時のために脂肪を蓄えようと働いてしまうんです。

あと、ストレスは自律神経のバランスを崩す原因にもなって、さらに痩せにくい体を作っちゃいます。



「続けられるダイエットを気長に実践」

「体重に一喜一憂しない」

「栄養のある食材を美味しいと思って食べる」

「汗をかく習慣をつける」

「朝型生活にシフトする」

「良い睡眠をとる」

こんなふうに、人間として当たり前の食事&生活習慣を見直したり、ストレスフリーの環境を作ることが自律神経を調整すると同時に、痩せやすい体作りに効果的です。

まずは、食事だけのダイエットはやらないようにね。


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