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#2 ふきのとう

仕事で山へ行った時に、ふきのとうが生えていたので少しとってきました。

家に帰ってから早速ふきのとう味噌を作りました。

職場の隣席のおじさんに作り方を聞いて、これまで下茹でしてあく抜きをしていたのですが、油で炒めればあく抜きしなくてもいいとのことで、その方法で作ってみました。

ふきのとうを洗って細かくみじん切りにして、多めの油(今回はオリーブオイルにしました)を入れて軽く炒め、調味料(味噌、みりん)を入れてトロッとするまで煮詰めます。

パンにつけて食べてみたらとても美味しくいただけました。

油で炒めた方がおいしいかも。

完成 ふきのとう味噌
パンに塗って

☆ふきのとうの効能
補肺、化痰、止咳、健胃、涼血、解毒

補肺、止咳→肺
化痰→腎
健胃→胃
涼血→心、肝
解毒→肝
※化痰は痰(熱がこもり粘り気をもった体内の余分な水分)を取り除く
※涼血→血熱(内にこもった熱が血液に入り込み赤いにきびやじんましんができること、体質)を改善する

春といえば肝が弱る季節です。

春の食材ふきのとうは肝にいい食材なんだろうなあと思って辞典を引いてみましたが、やっぱり解毒、冬にたまった毒素を排出してくれます。

そして、気温の上昇で体内に熱がこもりやすくなっているのか、化痰や涼血で熱による症状を緩和してくれ、結果、春の気温上昇に弱い肝を助けてくれているような気がします。

春におこりやすい、イライラや頭痛、肩こり、そして、二日酔いに効果がありそうです。

肺にいいのは意外でしたが、これからの活動期に向けて体内の気を高めてくれるように感じました。

すべての臓器にいい食材ですね。

やっぱり春になったら食べたい、ふきのとう。

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