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サンスクリット事典

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マハーバーラタ、ヨーガやヴェーダーンタで使われているサンスクリット語の言葉をわかりやすく解説します。 [参考文献] purāṇic encyclopaedia(インドの昔話百科事…
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#サンスクリット語

サンスクリット事典/アータターイー

あらゆる悪行をした人 [ātatāyī, आततायी]  六つの種類の悪い行いの全て、もしくはいくつかを犯した人 ドゥルヨーダナはこの六種類を全て犯した 1.アグニダ  火をつける人 2.ガラダ  毒を盛る人 3.シャストロンマッタ  武器を持っていない人を後ろから武器で襲う人 4.ダナーパハ  他の人の富を奪う人 5.クシェートラハラ  他の人の土地を奪って占領する人 6.ダーラハラ  他の人の妻を誘拐したり奪ったりする人

サンスクリット事典/シャンタヌ

月の王朝のプラティーパ王の息子 [śantanu, शन्तनु / śāntanu, शान्तनु] ・プラティーパの次男。兄はデーヴァーピ、弟はバールヒーカ、母はスナンダー ・彼の両手で触られたものは若々しくなることから、シャンタヌと呼ばれた。 ・幼い頃に兄のデーヴァーピが王位を捨てて森に去ったため、王となった。 ・孤児として森で発見されたクリパとクリピーを宮殿に連れてきて育てた。 ・ヤマを崇拝 ・アールチカ山でタパスをして天国に到達した。 ・夜明け時も夕暮れ時も忘れ