マガジンのカバー画像

サンスクリット事典

62
マハーバーラタ、ヨーガやヴェーダーンタで使われているサンスクリット語の言葉をわかりやすく解説します。 [参考文献] purāṇic encyclopaedia(インドの昔話百科事…
運営しているクリエイター

#クリシュナ

サンスクリット事典/アヴァターラ

マハーヴィシュヌが肉体を持って現れた姿 [avatāra, अवतार]  特に重要とされる10のアヴァターラ ①マツヤ(matsya, मत्स्य, 魚) ②クールマ(kūrma, कूर्म, 亀) ③ヴァラーハ(varāha, वराह, 豚) ④ナラシンハ(narasiṃha, नरसिंह, ライオン人) ⑤ヴァーマナ(vāmana, वामन, ドワーフ) ⑥パラシュラーマ(paraśurāma, परशुराम) ⑦ラーマ(śrī rāma, श्री र

サンスクリット事典/クリシュナ

ヴィシュヌ神の9番目のアヴァターラ [kṛṣṇa, कृष्ण] ヤーダヴァ国に生まれる 父ヴァスデーヴァ 母デーヴァキー 兄バララーマ アルジュナの御者 戦争を前にして悲しみで動けなくなったアルジュナにヴェーダーンタを語る(バガヴァッドギーター) パーンチャジャンニャ(ほら貝)を持つ 呼び名:ゴーヴィンダ マドゥスーダナ、マーダヴァ、フリシーケーシャ、アチュタ、ケーシャヴァ、ジャナールダナ等 [シュリークリシュナの以前の生まれ] ヴァルナの呪いにより、カッシャパプラジャ

サンスクリット事典/サッテャバーマー

クリシュナの妻 [satyabhāmā, सत्यभामा] あるとき、シュリークリシュナがサッテャバーマーの前世について語ったことがあります。それを言う機会がありました。 ある時、ナーラダが神々の世界からドヴァーラカーにやって来た。彼はカルパカの木の花を持ってきた。ナーラダはその花をすべてシュリークリシュナに与えた。ナーラダはそれらの花を妻たちに分け与えたが、ナーラダはサッテャバーマーを忘れていた。彼女は悲しみと怒りを抑えることができず、寝室に入って泣き、ため息をついて横

サンスクリット事典/スバッドラー

クリシュナの妹 アルジュナの妻 アビマンニュの母 [subhadrā, सुभद्रा] スバッドラーはヴァスデーヴァの妻デーヴァキーとの間に生まれた娘である。彼女には二人の兄、クリシュナとサーラナがいましたので、彼女は父親の愛娘でした。

サンスクリット事典/プラデュムナ

クリシュナとルクミニーの息子 カーマデーヴァの生まれ変わり [pradyumna, प्रद्युम्न] カーマデーヴァとラティデーヴィーが同棲していた頃、ヒマヴァーンの娘パールヴァティーがシヴァを夫にするために苦行を始めた。それは、獰猛な悪魔ターラカースラを退治するために、シヴァの息子を得るというデーヴァたちの必要からでした。悪魔たちは、禁欲的なシヴァに愛の感情を起こさせ、パールヴァティーと結婚させるため、カーマデーヴァを雇いました。インドラの指示を受けて、カーマデーヴ