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自宅介護があったから、夫が変化に目覚めはじめた

こんにちは!
大髙夫妻のユキです。

夫の価値観も崩れはじめ、なんと根本的な所から変化をしはじめました。

それは何かというと
「陶芸を趣味でやりたい」と昨日言ったのでした。

夫の趣味は、電車に乗ること(乗り鉄)と旅行でした。それもそれで良かったんですが、自分でモノづくりをするということに興味がない。でもクラフトが好きなので、旅先でのクラフトショップを見つけては行くんですよ。あと、器も独身の頃から好きで、信楽焼などの土系の陶芸の器が好きです。でも自分が作るということに興味がなかったんですよね。

 夫は来年で定年になります。定年後どうするのかということを会社から聞かれたそうです。それで何か想うことがあったと言ってました。それで陶芸をやりたいと思ったそうです。
だけど仕事って、自分の喜びと世の中の困ったことや便利になることを具現化することなので、会社しかないという考えになっている時点で、その在り方ヤバいんですよね。これ家では何度も言ってましたが、夫自身がはじめて定年という区切りの現実を突き付けられて、自身の喜びの生産性に目覚めはじめたのだと、わたしは感じました。ええ兆候やん!とわたしは喜んでおります。

 なぜ陶芸なのか?!
夫いわく「集中したい」とのことでした。
もしかしたら、わたしが今、編み物と刺し子を家で楽しんでいます。自分が精神的に疲れたら癒すために編み物と刺し子をするわたしをみて、夫はこう質問をしました。

夫「編み物は何が楽しいの?」
わたし「集中できることと、形になっていくのも楽しい!」
夫「目とか疲れるし、肩も凝りそうなのに、休憩時間でもやってて疲れないの?」
わたし「癒されるよ。肩こりは寝る前にヨガをすれば解消されるし、何よりも楽しいから、疲れたからこそ自分のためにやるの。」

 わたしはこのような質問をされてビックリしましたが、夫には疑問だったのでしょう。
わたしが編み物をはじめたのは、母がデイサービスに行くまでの時間や食後の時間は、一緒にテレビをみています。別々に過ごしていると、つまらなくて寝てしまうことが多いと気づきました。テレビを見る隙間時間に、わたしが楽しめることをやれば一石二鳥やん!と思ったから。
母の隣で編み物をしていると、母もなんだかご機嫌になっていくのです。編み物が楽しいエネルギーが伝染していくのかもーと思っまうほど、母はご機嫌になり穏やかになります。

わたしが今編んでる、自分のセーター。

そんな姿を夫はみているから、モノを作るということは楽しそうだな、と感じたのかもしれません。
わたしも介護がなければ、こんなに編み物と刺し子に集中しなかったでしょう。介護があったから、自分の時間を大切に考えるようになれたので、自分の時間を編み物で心が喜びに満ちているのが感じられて安らぐことに気づけた。
夫も介護があったから、家族との喜びの時間が大切で、それは自分の喜びと安らぎにもなっていると感じられているからだと思います。

自分の喜びと安らぎが、クリエイティブなことに目を向けることになれた。興味あることを通して「集中する」というストレス解消なのに安らぎと生産性を生み出す在り方になっていく。本来の仕事の在り方だし、人間がこの地球に生まれた本来の生きる目的の在り方ですからね。

夫とわたしは、母と一緒に住んで自宅介護を通して、自身の喜びに集中することの大切さに気づけたと言えます。
生き方が二人で変わりはじめています。自分が心から求めていた喜びに集中できるように、自宅介護で一年かけてトレーニングできたから。だって自分の人生に妥協したくないんだもーん!自宅介護を選んだのはわたしだから!
それが夫にも良い影響になっていて、わたしは嬉しい。

クリスマスランチ会とヒーリング体験のイベントに参加してくださるヒーラーの先輩で、ヒロノブさんの記事にも、「今までにやったことがないことすると道が開ける」ということを自身の体験で書いています。

小さなことから、やったことをないことをすることが大切ですね。
わたしも小さな小さなチャレンジをしていきますよ!


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介護で疲れている、親を自宅介護をするかで悩んでいる方にむけた、クリスマスランチ会とヒーリング体験会をします。
日時:2022年12月25日(日)11:00~15:00(10:30受付開始)


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