流行語大賞ノミネート「時短ハラスメント」

時短についてこれから本格的に述べていこうと思っていたところ、今年の流行語大賞に「時短ハラスメント」がノミネートされ、その事に関するコラムも掲載されていました。

「時短ハラスメント(ジタハラ)」が起きる会社2つの特徴(横山信弘)- Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20181111-00103753/ #Yahooニュースアプリ

この記事の筆者が述べているポイントは、主に下記のとおりです。
・分母(収益)を増やすことなく分子(主に労働コスト)を削ることは、長期的に見て会社の体力を奪うことからマイナス
・時短は生産性を上げるための唯一絶対の手段ではない

私も基本的にはこの筆者の論調に同意します。分母の絶対量がなければ、いくら分子を小さくして生産性が高いと言ったところで、養える人は少なくなる一方です。
今後、私が述べていきたいのは、かけるべきコスト・時間を削るということではなく、ムダにしているコスト・時間を見定めて削っていきましょう、ということです(さらには、削ったコスト・時間をより生産性を高める所に生かしましょう、というところも含みます)。

ただし、場合によっては、これまで当たり前と思っていたコストが、よくよく見ればムダだったということもありえます。何がムダなのかについては改めて触れますが、大事なのは「先入観をリセットすること」と「手順を見極めること」にあります。前回「仕事とは作業の積み重ね、作業は手順の積み重ね」と述べましたが、いかに「手順」を細分化して見極められるかが重要になります。

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