椎名林檎のおっぱいを覆う『甲冑』の役割についての考察。
椎名林檎さんがアルバムを出すそうな。
その名も「三毒史」。
「三毒」とは、人の善心を害する三種の煩悩とされる、貪(むさぼり=豚)、瞋(怒り=蛇)、癡(迷妄=鶏)を表す言葉なんだとか。
そのツイートに添付されていたのが、この画像です。
美しい林檎さんが素肌に甲冑を着ています。
素肌に甲冑、なんてハイセンスなんでしょうか。
私はこの画像がとてつもなくエロいと思いました。
水着や、下着、何なら裸より全然エロい。
そして、こうも思いました。
「顔を埋めたい」と。
「パフパフして欲しい」と。
ここまで思うことは滅多にありません。
パフパフなんて鳥山明が描くエロじじいだけの発想だと思っていました。
いいえ違います。
この平成最後の月にも思うのです。
「パフパフして欲しい」って。
そこまで思わせるのは確実に「甲冑」の効果だと思います。
この甲冑が、林檎さんのおっぱいを最高潮に引き立たさせているのです。
この甲冑は見るからに金属です。
とても硬い材質ですね。
するとこの画像を見たときに「硬い!」と脳が認識します。
しかし、その硬い甲冑の内側には何があるか。
おっぱいです。
つまり、明らかに硬い金属を思い浮かべたすぐそこに、柔らかさの最上クラスであるおっぱいが待ち構えている。
この構図は2つの効果をもたらします。
1つ目は「柔らかさの強調」です。
圧倒的に硬いものと隣り合わせになることで、より柔らかさにありがたみが出ます。
あったかい家で食べるカップヌードルより、富士山頂で食べるカップヌードルの方がありがたいですよね。それゆえに美味しく感じます。
海外に行って帰ってきた時に最初に飲む味噌汁、そんなところでしょうか。
つまり、多くの方はこの林檎さんのおっぱいを見てまず「ありがたや」と思ったはずなのです。深層心理ではね。
2つ目は「想像力の喚起」です。
例えばこの衣装がニットだったとしましょう。
すると、ニットの素材はよく知っているはずなので、思い浮かべることにも至りません。想像する必要性がないのです。
しかし、これが甲冑ならどうでしょう。
圧倒的に異質なものなので、脳が「え!?素肌に甲冑!?」と驚きます。
意外性の塊ですから。
その時点で甲冑に意識が向けられると、自ずと先ほどの「硬さ」「柔らかさ」にまで意識が向くのです。
意識が向けば、想像し、感じることまで出来るのです。
人間は「意識する」ということを忘れがちです。
意識を向けるだけで、新しさや、美しいものを発見することができます。
林檎さんはよく胸元をあらわにします。
ステージでも、ブラウン管でも。
すると、我々はありがたみを忘れ、意識することを怠るのです。
今回、林檎さんはそんな我々に対して「私のおっぱいを忘れていないかい」というメッセージを送っているのではないでしょうか。
甲冑はおっぱいを引き立たせる、ある種の「毒」です。
アルバムに隠された4つ目の毒なのかもしれません。
ん、何の話ですかこれ?
サポートされたお金は恵まれない無職の肥やしとなり、胃に吸収され、腸に吸収され、贅肉となり、いつか天命を受けたかのようにダイエットされて無くなります。