つまらない日なんてない。
今日も一日、仕事をしてしまった。
特段事件が起こるでもなく、ひたすらに仕事をした日。
つまらない野郎です。
わたしは。
そしてまた「毎日更新だから」という謎のルールに法って、つまらないブログを作成し、花岡さんの確認時間をいただき、つまらないブログをお披露目することになるのです。つまらないnoteサーバーの使い道。
そんなことを思いながら、スケジュールに目を落としていると。
「シャニー、仕事だよ」
佐々木さんが何やら棒状のものをこちらに突きつけています。
何でしょうかこれは。
あ、アレです。
便所が詰まった時につかうアレです。
「え、トイレ詰まったんですか?」
「うん、犯人が誰か分からないんだけどね」
なるほど、本来なら犯人が直すべきところ。
犯人が分からないなら、誰が直すのか。
奴隷でしょ。
というわけで、念願の普通じゃない仕事。
奴隷らしい仕事が舞い込んできたわけです。
「おれ、やります!」
「うん、頑張って」
とりあえず状況をまず確認。
ははーん。
これは紙詰まりですね。
私も何度か経験ありますが、糞詰まりだったら茶色い汚水が上がってくるんですが、こういう綺麗な水でちり紙だけがゆらゆらと揺らめいているのは紙詰まりです。トイレ詰まり事案の中ではまだマシな方です。
とりあえず強引にアレを押し込み、ジュボジュボやってみます。
奥に眠るちり紙に届くよう、溜まった水をこぼさぬよう。
3分後。
トイレを通しました。
「トイレとおるかな?」と思いましたが、とおりました。
割と盛れた気がする一枚(撮影:人間武藤)
それにしても、綺麗なトイレ詰まりを直すアレですよね。
実はこれ新品なんです。
佐々木さんに聞くところによると「人間初の糞詰まり事件」だとか。
なんだから歴史的な瞬間に立ち会った気がします。
そんな歴史的な快挙。
誰がやったんでしょうかね。
私「花岡さん、今日うんちしました?」
花「いや、山根さんやろ?」
山「したけど?」
え?
山根さんやん。
「僕じゃないよ」
私「でも今日うんちしたんですよね?」
山「したよ、でも違う」
花「でも山根さん前科あるからな、トイレットペーパー使いすぎやねん」
え?
山根さんやん。
「僕じゃないよ」
山「だって、今日はクライアントのところ行った時にセブンイレブンでうんちしたもん」
ああ、じゃあ違うのかもしれません。
もういよいよ迷宮入りです、この事件は闇に葬られました。
やっぱり山根さんかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
ただ一つ言えることは、このつまらないブログに「つまる事件」を起こしてくれた功労者がいるということです。
怒らないから名乗り出てほしい。
感謝を伝えたい。
詰まらせたことは水に流しますから。
サポートされたお金は恵まれない無職の肥やしとなり、胃に吸収され、腸に吸収され、贅肉となり、いつか天命を受けたかのようにダイエットされて無くなります。