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「生命とリズム」三木成夫

さて、久々の読書アウトプット。
アーティスト専門のパーソナルトレーナーのKouさんから、
ご紹介いただいた本です。

生命とは何か、というところから始まり、
人間が本来持つリズムとはどういうものかを説明している本です。
私は、もともと生物分野が好きで、特に細胞分野などがワクワクします。

この本でとても「やっぱりそうだよね!うん!!」というところが、

コツを掴むということは、呼吸のリズムを捉えること

これ、ものすごく納得しました。
人間はそもそも周期を掴むと脳が喜ぶようになっていて、
音楽はもちろん、季節の移ろい、果ては漫才もそうですね。

逆に、呼吸が止まるとリズムは止まります。
(敢えて止めるということもあるけど)
緊張したりとか、ハッと息を飲むときなんかがそうですよね。
こうなるとリズムが狂うということが怒るわけです。

この本を読みながら、「なるほど!」と納得することばかり。

話は少し変わりますが、私が奈良から上京した時のことです。
ひどく落ち込んだり、悲しくなった時に、
よく江ノ島に行って、ボーッと海を眺めていました。
ただただ、ずーっと波を見てるのです。
そうすると、不思議と悲しい気持ちが和らいだのです。
その当時は「海の波って落ち着くなぁ」という程度だったのですが、
今回、この本を読んで、「波は人間の呼吸と同じリズムである」と書いてあって、「ああ!!」と答え合わせができたような気がしたのです。
海という自然のものに呼吸を合わせることが、人間にとって重要であることを教えてくれました。
(638文字)



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