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アクセス抜群な水郷古鎮 七宝古镇【中国観光】

こんにちは、小羊です。

今日は上海市内中心部から地下鉄で数十分で辿り着けてしまう、アクセス抜群な水郷古鎮「七宝古镇(qībǎo gǔzhèn)」を紹介したいと思います。

1、水郷古鎮とは

そもそも水郷古鎮って何!?という方もいらっしゃるかと思います。

水郷古鎮とは、上海、蘇州、無錫など江南地域(長江の南の地域のこと)に特有の、水路を中心に形成された古い街並みのことを指します。

大抵は街の中心にゆったりとした河があり、その両側には河に沿って昔ながらの民家やお茶屋さんなどが立ち並んでいます。また、所々に両岸をつなぐアーチ型の橋がかかっています。また、街のメインストリートでは、お肉の焼き串、ちまき、臭豆腐、サンザシ飴、など小吃がたくさん売られています。

「え、ここ上海なの!?」となるくらい、ゆったりしたのどかな感じの一画です。

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江南式の七宝古镇

実は上海には、七宝を含め、地下鉄でアクセスできる古鎮がいくつかあります。その中でも七宝古镇は最も市内中心地からのアクセスがよく、小規模な古鎮ながら典型的な江南式古鎮の風景があり、一度訪れてみる価値があります。あまりお金と時間をかけずに、少し古鎮を体験してみたいという方にもオススメです。

アクセス方法としては、地下鉄9号線で七宝駅にて下車し、そこから徒歩で10分くらいです。

2、七宝古镇の楽しみ方

七宝古镇の楽しみ方はなんと言っても食べ歩き(お店の中で食べるのを含む)です。

小吃店が立ち並ぶメインストリートを歩いて、気になる小吃を探して食べ歩くのは、やはり楽しいです。ただ、七宝古镇は規模が小さくメインストリートがとても混雑するので、特に人が多いお昼近くの時間帯では食べ歩きしにくいときもあります。

小吃ストリートの人混み

そういうときは、メインストリート沿いにある小さい飲食店の軽食スペースに入って、落ち着いて座って食べるのがオススメです。
中国はいい意味で適当なので、そのお店の料理を頼んでさえいれば、他のお店で買ったものも持ち込んでてもあまり文句は言われないです。

なお、特に七宝古镇で必ず食べるべきなのが、汤圆(tāngyuán)と白切羊肉(báiqiè yángròu)です。
汤圆は中に餡が入ったお団子のことです。詳細な説明は元宵节の記事で述べてるのでそちらを参照ください。

七宝古镇の汤圆は、普通のスーパーで売られている汤圆よりも大きく食べごたえがあります。2つ、3つも食べればだいぶ満腹感を覚えるくらいです。

汤圆

白切羊肉とは、羊肉を調味料とともに煮込んだ後、薄い板状スライスした冷菜で、特製のタレをつけて食べます。

白切羊肉

素材そのものの味を活かすような調理方法で、羊肉大好きな小羊にはたまらない一品です。
なお、羊の匂い・臭みはそんなに感じない料理ですね(小羊はむしろ羊の臭みが好きなのですが…。)。

他にもお茶屋さんで中国茶を飲むなどの楽しみ方もあるのですが、七宝古镇近辺のお店は、必ず1人100元近く頼まなければいけないなど制約があるお店が多く、個人的にはイマイチに思いました。
※その辺は朱家角などもっと大規模な古鎮だともっと鷹揚な感じだったのですが…。
ただ、その分いいお茶が飲めたり、フルーツやひまわりの種などのお茶菓子かついてきたりなど、豪華さは味わえます。


以上、いかがでしたでしょうか。
この他、小羊的にはあまり観光地化されていない、地元感満載の古鎮もオススメでして、こちらも別の機会にご紹介できればと思います。
読んでくれてありがとうございました。再见!





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