読書感想文 #53 『忘れる読書』

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

まだ日中は暑さが続いていますね。

久しぶりに本の感想を書きます。

忘れる読書

落合陽一 著


概要

メディアアーティスト、筑波大学准教授、ベンチャー企業の代表など多彩に活躍する著者。時代の先端を行く著者の思考の源は、実は読書で培われたという。それは、読んだ内容を血肉にするための「忘れる読書」だ。デジタル時代に「持続可能な教養」を身につけるために必要なのは読書だと、著者は断言する。
本書では、古典から哲学、経済書、理工書、文学に至るまで、著者の思考を形作った書籍を多数紹介し、その内容や読み解き方を詳説。著者独自の読書法はもちろん、本の読み解きを通して現代社会を生き抜く思考法までが学べる、知的興奮に溢れる一冊。


目次

第1章 持続可能な教養――新しい時代の読書法
第2章 忘れるために、本を読む
第3章 本で思考のフレームを磨け
第4章 「較べ読み」で捉えるテクノロジーと世界
第5章 「日本」と我々を更新(アップデート)する読書
第6章 感性を磨く読書
第7章 読書で自分の「熱」を探せ

”落合陽一”と聞くとどんなイメージがありますか。
NEWS ZEROのコメンテーター
筑波大の准教授
落合信彦の息子

いろいろやっていて、よくわからない印象でしたが、若い頃から猛烈な読書家であり、様々な分野に長けていることがよくわかりました。

いろんなジャンルの本が出てきますが、気になったのを上げてみます。

世阿弥 風姿花伝
ニーチェ
三島由紀夫 金閣寺 薔薇刑(小説ではなく、三島が被写体の絶版の写真集)
村上春樹 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 海辺のカフカ
一休宗純 狂雲集

バラエティに富んでいて、ひとまず読んでみようかと思います。

東洋と西洋、哲学や昔のものと現代の科学などと融合させるとか非常に興味深く、読書の有効性をわかりやすく書いている印象でした。

忘れるために読むものであり、途中で読むのをやめるのもOKというのも気楽に楽しんでいいのだと思えます。


それではまた。


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