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学生に伝えたい、自分の人生は自分でしか良くできないということ、そして夢中になれる大学生活を提供します。

はじめに

旅を通じて自分なりの「教育」を発信している岡村龍弥です。周りからはシャンディと呼ばれています。

合同会社ギルドという会社の代表を務めながら、パソコン1台あればどこでも働ける生活を送っており、時折高校で旅に関する講義をしたり、大学で講師としてプログラミングを教えていたりします。

過去にはNTTデータといういわゆる大手IT企業に勤めた経験があり、また立ち上がったばかりのWebマーケティングのベンチャー企業にも在籍していました。

学生時代の思い出と後悔

学生時代は東京でSuicaを手にいれるだけで感動してました

大学時代は「英語が話せないと海外に行けない」と勝手に思い込んでおり、国内を旅していました。なぜだか北海道に縁がなかったのですが、北海道以外の都道府県は大学時代に制覇するほどに。

卒業旅行で英語が話せる仲間たちとマチュピチュに行きたいとペルーへ行った際、初めてスペイン語圏というものを知り、英語が話せたとしても通じない場所があることを知りました。

同時に、「英語が話せるようになったら海外へ行こう」という固定概念も崩れ落ちました。もちろん、英語が話せた方が良いことは大前提ですが、話せないことが海外に行きたくても行けない理由ではないことを、この時学びました。


モロッコのサハラ砂漠でラクダに乗り、満点の星空のもと夜は野宿

そこから旅の魅力にハマり、世界一周を含めこれまでの渡航は50カ国を超えました。自分の人生は旅で豊かになったと断言できるほど、これまでにたくさんの学びや出会いがありました。

旅に出会う前も毎日楽しく過ごしていました。特に大きな不満があったわけではないですが、今思うと旅と出会って楽しさのフィールドが一段上がった気がします。

自分が変われたのは旅のおかげ、だけど旅と出会えたのは大学卒業の時期。もっと早く出会いたかったという後悔は正直あります。後悔しても過去には戻れない、だけどこれからの世代に伝えることはできる。

旅を楽しむ側から、広める側になろうと思ったわけ

会社の長期休暇があるとすぐに海外に

卒業旅行で海外旅の魅力を知り、旅は自分で楽しむものであり、「旅の良さは誰にも邪魔されず非日常を体験することだ」と、ざっくりそんなことを考えながら、隙を見ては海外1人旅を楽しんでいました。

しかし、2013年の2月、家の近所で開催された旅のイベントに参加したことで、考えが変わりました。

イベントの名前は「TABIPPO2013 - ガイドブックの向こう側」。世界一周経験者を中心に構成され、現役大学生が代表を務める「世界一周団体TABIPPO」が主催していました。

学生団体TABIPPO主催のイベントで満員の会場の様子

2200人収容可能な中野サンプラザで開催されたイベントに、ふらっと立ち寄る程度の気持ちで申し込んだため、少し遅れて行くと案内された席は最後列。

ほぼ満席の会場で、とても学生が作り出したとは思えないクオリティのコンテンツ。そして何より、「旅は自分だけのもの」という考えから、「旅を広める選択肢がある」ことを知りました。

「旅に行きたい人は勝手に行けばいい。」


当時はそう思っていましたし、今もそう思っています。ただ、自分が学生の頃一緒にペルーに行ってくれた仲間のように、「一歩踏み出すきっかけ」をくれる存在の大切さを忘れていたことに気づきました。

「自分が旅という道を選べたのは、一歩踏み出す際の安心材料や道しるべがあったからだ。」ということを。

選択肢が多いほうが絶対に人生は楽しくなる

世界一周中に泳いだメキシコのセノーテ

人生において選択肢は多い方が良いです。多くの選択肢の中から自分にとってベストなものを見つけることが、後悔せずに過ごす方法であり、さらに欲をいうと選択肢を作れる人になることこそが毎日を楽しく生きるための最良の方法です。

その選択肢を提供すること、そして選択肢を自分で作れる人を育てることが、自分の中の教育であり、伝えたい思いや生きがいです。

旅をしなくても選択肢は増えます。とくに旅を必要としていない人に旅を押し付けても、それは怪しい宗教と同じで受け入れられるどころか敬遠されます。

ただ、旅をすることは手っ取り早く視野を広げ、考えもしない選択肢に出会う最良の方法だと信じています。

TABIPPOとの出会いからこれまで

Photripperとして旅やカメラのイベントを開催

イベント後は「学生がこんなに素晴らしいものを作ってキラキラしているのに、自分はどうしたものか」と考え、会社勤めでありながら「旅」を写真というツールを使って広めるというコンセプトで「Photripper」という団体を作りました。

Photripperではカメラのワークショップや写真展などを、会社から帰った後や、休日を利用して実施していました。iPhone限定の旅先のフォトコンテストでは、発表イベントを東京は銀座、大阪は心斎橋のアップルストアでさせていただいたことも。

「旅先の旅人が撮った写真を旅させる」をテーマに開催したフォトコンテスト「旅をする写真展」では、全国のゲストハウスや旅がコンセプトのカフェアンドバー、HISさんの店舗などでも展示させていただきました。


会場にて写真展を開催

そして1年後のTABIPPO2014では、Photripperとしてイベント会場にて写真展をすることに。

1年前ただの参加者だった自分が、動きが出したことがきっかけに翌年には東京、大阪の2会場で人を受け入れる側に。

翌年の2015年には東京、大阪、福岡の3会場を一緒にまわり写真展をしました。同イベントは途中から「Backpack FESTA」と名前を変えています。

Backpack FESTA 北海道のロビーでゲストとして登壇

写真展からはじまった関わりも年を重ね、自分自身をアップデートし続けたことでロビーコンテンツのゲストとしてトークをしたり、


チェコブースにて写真展とトークライブ

チェコ政府観光局のアンバサダーをしていることもあり、チェコ観光局のブースでチェコの写真展をしながらトークをさせてもらったり。

コロナ禍でオンライン開催となった際はオーストラリア政府観光局の枠でファシリテーターとして話したりもしました。

Backpack FESTA 2023 in福岡

そして今年、2023年には福岡のゲストとしてステージで話す機会が。10年見続けていた団体のステージ、感慨深いものがありました。

TABIPPO学生支部の責任者に

世界一周中のキューバでのひととき

ここまでが自己紹介と長くなりましたが、本題です。いろんな縁が重なり、BackpackFESTA2024を運営するTABIPPO学生支部の事業責任者になりました。

TABIPPO学生支部についてはこちら

学生団体から誕生したTABIPPOも今や立派な会社になり色んな事業を展開していますが、設立のきっかけとなった世界一周コンテストをいまでもやり続けています。

旅好きを集めた飲み会


BackpackFESTAに関わってきた学生たちが、運営を通して成長したのち、社会にでていくのをたくさん見てきました。

BackpackFESTAに参加した学生たちが、イベントをきっかけに動きだし、その後いろんな場所で活躍していくのをたくさん見てきました。


「こんな素敵な活動は他にない、本気で思っています。」


自分が学生の頃にはTABIPPOはありませんでした。もし自分が学生の頃TABIPPOがあり、BackpackFESTAに参加していたら、もっと早く旅に出逢えていたら、人生の選択肢はさらに広がっていただろうと思います。

パソコン1台でどこでも働ける人生に


今の人生に後悔はしていませんが、やり直せることがあったら学生時代にもっと旅をしておきたかった。そして旅から学べることを生活に取り込んで毎日を過ごしたかった。


「旅という選択肢があることを広めたい。」

過去には戻れない。だからこそ、自分と同じ悔しさをこれからの学生にしてほしくないから、旅という選択肢があり、旅の向き不向きを含めて学生時代に経験してほしいです。

1人旅初心者たちと現地集合現地解散でチェコへ

とくにコロナで色々なものが寸断された今だからこそ、余計に伝えれることがある。できることがある。やらなければいけないことがある。

自分自身、旅でいい風に人生が変わった人間として旅を広めていますが、1人でできることには限界があります。

だからこそTABIPPO学生支部の学生たちと一緒に、1人でも多くの学生に、若い世代に旅を広めていきたいなと思っています。

TABIPPO学生支部を通して学生に伝えたいこと

モロッコの青い街シャウエン


まず、旅というものを何故広める必要があるのかを一緒に考えたいです。そして広めるためには自分自信が旅をして、自分の言葉で人に伝えれるようにしなければ、その楽しさは絶対に伝わりません。旅をしましょう。

大学の講義があるうちはなかなか長期での休みがとれず、旅ができないかもしれませんが、なにも長期で海外にいくことだけが旅ではありません。

いろんな旅の形があります。与えられた環境の中で自分が楽しいと思える旅のカタチを一緒に考えていきましょう。

BackpackFESTAで旅の経験をシェア

そして旅をすることは自分だけではなく、他者にも影響があることだと学び、実践しましょう。

昔はバックパッカーや旅人といえば、何か普通の人にはできないチャレンジをする、かっこいい人だというイメージがありました。

正直いまは、そんなイメージも薄れ、現地の人や環境に迷惑をかけたり、自分さえよければ何でもいいという旅人が増えた印象があります。

昨年度のTABIPPO学生支部メンバーたち

TABIPPO学生支部を通して、旅をして、旅を広める。この過程で成長して、「旅人はかっこいい」、そう思われる世の中を一緒に作っていきましょう。

大手企業やベンチャー企業を経験して起業した自分だからこそ、いろんな視点から伝えれることがあります。

場所をえらばずどこでも働く、いわゆるノマドワーカーな自分だからこそ、学生のうちにつけておいたほうがよいスキルを伝えれることがあるかもしれません。

旅業界で10年以上身を置き、旅を広める活動をしてきた自分だからこその繋がりやノウハウがあり、それを学生たちに活用してもらえることが多々あると思います。

難しくいろいろ書きましたが、自分たちが楽しまなければ、周りの人たちを楽しませるなんて不可能です。全力で遊び尽くす方法を仲間たちと考え、実践しましょう!!

その場所としてTABIPPO学生支部は最適です!

〈TABIPPO学生支部の仲間になる〉

2年目を検討しているスタッフへ

BackpackFESTA2023打ち上げ


今年は外部から自分が入ることで、今までとはかなり変わると思います。とくに2年目のスタッフに1年目と同じタスクをさせるのはもったいないため、1年目の経験を通して2年目はまた違った挑戦ができる場を作っていくつもりです。

「ONE TABIPPO」を合言葉に、過去と現在、そして未来を繋いでいきます。

目に見えやすい目標としては、BackpackFESTAの全都市満席ですが、本当の目的は旅を広める過程を通じて、自分たちが成長すること。

変化のない組織は廃れていくだけだし、そもそも所属していて面白くないもの。変わることを恐れず、一緒に新しいTABIPPO学生支部をつくっていきましょう!

日本で1番熱い学生団体TABIPPO、ここからスタートです。

過去にTABIPPO学生支部だったスタッフへ

過去スタッフのお店で現役スタッフたちとご飯

長年TABIPPOに関わってきてよく過去スタッフたちから聞いていたのは「頼ってきてほしいし、できることは何でもしたいのに、頼ってきてくれない。」です。

今年はめちゃくちゃ頼らせてください、その窓口になります。

学生時代に旅をした人がいまどんな人生を送っているのか、旅に出会った結果どうなったのか、大いに語ってください。

人は人でしか磨かれません、かっこいい大人に成長した過去スタッフたちで現役のTABIPPO学生支部を磨きまくりましょう。それが長年続くTABIPPOだからこそできることかなと。

ここまで読んでくれたみなさん

まだまだ伝えきれない想いはたくさんありますが、いったんこのあたりで。

旅はいつの時代にも必要なもので、旅は人生の幅を極端に広げてくれます。

言い訳は誰にでもできるけど、一歩踏み出すことはなかなか誰にでもできることではありません。

ここまで読んでくれた学生にはぜひTABIPPO学生支部を通して一歩を踏み出し、そして一歩踏み出すことを後押しする側になってほしいなと思います。

必要なのはともに同じ方向を目指す仲間たち、TABIPPO学生支部にはその仲間たちが全国、全世界にたくさんいます。

熱くて一生忘れない学生生活をTABIPPOで実現しましょう!!

TABIPPO学生支部に入る

ここまで読んでくれた方々、本当にありがとうございます。学生以外で読んでくれた方々、誰かの一歩目に繋がるかもという気持ちでシェアなどしてくれるととても喜びます。

読んでいただき本当にありがとうございました!

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