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終わってほしくないな2022、2って数字好きだし

2022年も残るところあと1週間じゃん、と気づいたので書き始めました、メリクリ〜。

2022ってなんかめっちゃ響き良くないですか?わたし2って数字好きだし。並びがいいですよね。だって次こんだけ数字が揃うの200年後でしょ?レアですやん。写真撮る時とか大体ピースしとけば2022になるし。ていうか2の形をした手をピースっていうの何でなんでしょうか?平和で好きですけども。


……え、てか2022年終わり?あと1週間??
嘘でしょ。全然まだ5月くらいの気持ちですけど。何なら2021年の終わりをようやくしっかり受け入れられたな〜くらいなんだけど。年々1年が早く過ぎ去っていくような気がして、年齢の層をひしひしと感じる。とかいえるほどまだ長くも生きてないけどね。


さて、SNSやら写真やら日記やらをざーーっと振り返った上で今の自分を改めて見てみると、ちょうど1年前くらいの自分よりは精神状態がマシになったのかな、と思う。
毎日のように訳もなく泣いて、部屋で泣いて、バスや電車で泣いて、友達と電話しながら泣いて、学校で泣いて。バイトも就活も自分自身も嫌で仕方なくて、どうにかしたくて、でもどうしようも無くて。とにかくずっと何かに追われている気持ちが続いていて心が休まらなかった。何をしててもアレやらなきゃコレやらなきゃ、休んでちゃ駄目だ、他の人はもっとやってるんだから、と常に焦ってた。そんなことない頑張ってるよ、とか言われても受け入れられなかった。


自分の強みって何?性格は?長所短所は?
自分のやりたいことって何だ?
てかそもそも自分にやれることって?
自分には一体何ができる?
社会に何を貢献できる?
自分って何かの役に立てるんだろうか?

こういう途方もない問いに対する答えを常に求めていたし求められていた。でも答えられない。分からないし、正解もないから。だからアピールポイントも志望動機も思いつかない。でもやらなきゃ動かなきゃこんなんじゃ生きてけないって必死にやっていた、つもりだった。


だけど、いくらやり続けても何も変わらなかった。グラウンドを何周も何周も走り続けてるときみたいに、だんだん早くなる恐怖の音楽に迫られながらシャトルランしてるみたいに、景色がずっと変わらない。ただ同じところを往復してるだけだからちっとも進まない。なのに体力と気力だけは着実に奪われていく。常に息切れ汗だくで上手く呼吸ができない。そんな状態でも、大丈夫?まだ走れる?と聞かれたら反射で大丈夫!と答えてしまうのが悪い癖。あぁまたやっちゃった、と自己嫌悪に陥りながらまた走る。走る。走る。走る……。

挙句の果てには流行りの感染症にもなって、体力は地の底に落ちた。幸い引きこもりが向いてる体質だったから自宅待機に何のストレスも無かった。むしろ自分が何をするべきなのか分からず彷徨っていたときだったから、「何もしないことを公的に求められている」状態は当時の自分にとってはすごく楽で、復帰するのが少し怖いまであった。


そんな日々を数ヶ月続けてたら、ホントのホントに駄目になっちゃった。


2022年初めの頃にはギリまだ楽しめてた趣味が楽しめなくなり、喜びが持続しなくなった。体が動かないから意欲だけが空回りして、上手くできない自分に対して猛烈に悔しがっていた。情けない自分を誰かに認めてほしい自分と、情けなさを認められない自分とが毎日バトルして疲れ果てた。認めてほしくて許してほしくてたまらなかった。今もそうだけど。

でもあるとき決心して、もう自分にストレスかかることは辞めよう!って嫌なこと全部やめたら、なんとそれはそれで大変しんどかった。

バイトやめたおかげでその悩みはなくなったけど、代わりに金銭的余裕がなくなった。ストレスでしかなかった資格の授業をようやく投げ捨てられたけど、その分将来への不安はますます大きくなった。自分なりに休んだつもりだったけど、今度は「私は今なにもしてない、なにも頑張ってない、甘えてるダメな奴だ」って気持ちが脳を支配して、結局何も休まらなかった。

忙しくしてても休んでても結局は『こんなことしてる場合じゃない』と思ってしまう。じゃあ私はどうしたらいいんだ?とその場でうろうろするしかなかった。


そんな毎日に疲れきったから、
私はもうこれ以上生きていたくなかった。
だからといって死ぬ勇気もなかったから、
猛烈に殺してほしかった。




今死んだら何が困るかなって書き出してみたことがあったけど、未練や申し訳なさよりも仕方ないかって気持ちが勝っちゃって。必死に考えた結果、葬式代がかかるのに生命保険未加入だから金が入らないことくらいしか思いつかなくて本気で困った。来年度以降の自分が生きているビジョンが全く見えない。年度終わったら私の人生終了!大往生おつかれ!みたいな方がいいじゃん?という奇妙な確信すらあった。


というような状態が半年ちょい続いたところで、ようやっとメンタルクリニックに行った。どうしたらいいか分からないですって言って、鬱状態ですねって言われて、薬をもらった。通院の始まり。


でもその頃くらいからは友達の手伝いをいっぱいしたり、頑張ってたこととか自分の文章とかが評価されて自尊心が高まったり、いっぱい会いたいと思う人が周りにいてくれたりっていうことが少しずつ増えてきた。

髪を切ったおかげで長年の悩みが軽くなった。
オタ垢フォロワーと初めて会って交流できた。
やりたい衝動に任せて動けるようになった。
悩んでる暇がないくらい忙しいときもあったけど、その中でも無理しない方を選べるようになった。

おかげで、病んでるお気持ちを表明する文字数が馬鹿みたいなストーリーを自分だけが見えるインスタのアカウントに載せる回数も少しずつ減っていった。今でもたまにやりますけど。

そして、地獄の自責シャトルラン中に水分補給代わりとしてぽつぽつ書いてたメモを、noteに書き写し始めて、今に至る。

こうして振り返るとやっぱ精神回復してる方なのかもな。お金とか将来のこととかは正直なんにも解決してないし、毎日薬を飲んでようやく普通の生活ができるような状態だし、後回ししてた現実的な問題がどんどん目の前に来て今すごい焦ってるけど。
それでも、バスの中で「練炭自殺」って調べて遺族の声を読んで泣くとか、お腹空いたけど自分の食べたいものが何か分からないから何も食べないとか、そういう類のはなくなった。ある種の自傷行為だよね。いま五体満足で生きてるだけで奇跡みたいなもんじゃん。


あー、色々あったな、2022年。

もう1回やりたいかって言われるといやもう結構ですってなるけど、じゃあ終わりねって言われると名残惜しくなるね。
まあそういう感覚は毎年か。年末あるある。


まださよならは言いたくないからやめとくけど、なんか色々ありがとうね、2022年。私を殺さないでいてくれてありがとう。

そして今年たくさん私を支えてくれた人達、ありがとう。来年もその先も、私がいつまで生きるモチベを保てるか分からないけど、どうか最期までよろしくお願いします(激重)。

それよりまず先に今日のクリスマスを存分に堪能しなくちゃな。ケーキと肉を貪り食うぞ!!待ってろ!!!いつか家族以外の大切な人ともクリスマスが過ごせたらいいのにな〜〜!?


じゃ!みんなメリクリ良いお年を〜〜!!!

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