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【鬱脱却】自分に色をつける事が人生には必要

割引あり

結末としてはうつ病を脱却できた話です
心機一転で40歳の無職がまさかのクリエイターになろうという実話です。

人は成長できる!

追記:一番重要な部分を無料にして、
うつで暗い必要の無い部分を有料としました。
なので無料部分だけお読みください
有料ゾーンは不幸を見て泣く
もしくは鬼畜めしうま な人向けとなります。


なのでいきなり完結編からスタートです。

◇第四の人生 ~”目指せ!”クリエイター!完結編~

現実逃避に限界が訪れた。貯金は減る一方。
余命が少ないかもしれないし、ある時また体が壊れるかもしれない。
そうなる前に動いておかなければならない。
(でもサラリーマン生活には絶対に戻りたくなりたくない・・)
5年くらいかかって、これだけの事があってやっとやる気スイッチが入ったわけなのだが・・。

スキルの無い自分が何をするのか?

恩師の「クリエイターになりたいなぁ」という言葉を思い出す。
そして中学生の社会見学工場で、手に職をつけろ(スキルつけろ)も思い出す。今から俺がやれるスキルって何よ・・?
そもそも自分はスキルが無い、そして発想力や独創力というものが無い。発想力がない自分にはクリエイターとは無縁の世界であると完全に思い込んでいた。大好きな格闘ゲームだって誰かの動画を見ての真似っこで強くなった

少し思いとどまる。そういえば真似は得意だったかなぁ・・
仕事を吸収して整理して覚えるのは早いほうだったかなぁ・・
でもスキルかこれ?・・自信も自己肯定感も消え失せていた。

そしてこの頃、ゲーム以外に興味が沸いた事が一つあった。
2月末に手が動くようになってきた時に、妻のPCお絵描きタブレットを
興味本位で借りてみたのだ。
※これが人生の転機だとも知らず
絵を描いてみる。
高校では美術2の自分。
下手も下手。誇張抜きで小学生以下だ。
初めて学校以外で趣味の絵を描いた。
「俺には創作や芸術の才能なんてないわな~」 ペンをポイっ


見ながら描いてこれだもん 才能無いと思っちゃう


(あまり書きたくはないが、話の核なので恥は承知で書く。)
上記の絵に関するつづきの話。
妻がいるのに下世話な話だが40歳にもなるとエ〇本でいいと思える物がなくなる。
ツイッターの画像を探してもいいのが無い。
目が肥えすぎて求めるものがない。でも性欲が死んだわけではない。
アニメ業界を知らない人は聞かないだろうが
同人誌という個人活動のアマチュアの漫画家がいる。
アマチュア達が本を販売するホームページへ行き、私は衝撃的なものをみることになる。

えぇ・・アマチュアとはいえ絵がどいつも下手すぎるんだが・・

いやいや、よくこれで本出す気になったなと”最初は”思った。
だってプロ漫画家のジャンプとかよりも高い700円とかの値段。
それじゃ売れな・・・え、なんで100冊も売れてんのこれ・・

Q.ここでクイズです。この時点で人生において偉いのはどっちか?
1.絵が下手でもクリエイティブ精神でカバーして100冊売った人。
2.下手な絵とか言いながら何も行動してないタコ。
答えは一目瞭然。

ここでふと思う。
この絵で売れるなら・・
絵の練習すれば俺の求めるエロ本と収入が
同時に叶うのでは・・?

「好きな少年ジャンプ漫画のイラストをしっかり真似してみるか・・」
 ※僕のヒーローアカデミアという超カッコイイ漫画

火が付いたかのように勉強方法を必死に学ぶ。
youtubeでイラスト講座を見る。
ジャンプ漫画のイラストを模写する。
納得がいくまでひたすら真似ようと描く。
最初は線すらまともに引けなかった。ガッタガタの線。
そこに見本があるのに何故かクリーチャーが何度も出来上がる。

社会人なら誰もが知るPDCAという社会人の基礎中の基礎がある
考え⇒描いて⇒ダメな箇所を見直し⇒そしてまた描く
繰り返す事で目に見えて描くスキルが上がっていくのが判る
最終的には漫画のキャラクターが作者とほぼそっくりに描けたではないか!!!あれ、やればいけるやん!自分でも!
(いやまぁ現実はプロと超アマだから違う所いっぱいあっただろうけどもそれが判断できないくらいに嬉しかった)
やる気スイッチが連打される。今までに無かった充実感。

ここで【滅びていた自己肯定感が絵を描く事で再生していった】

そしてどのイラスト講座でも励みになる言葉が沢山あった。
「何歳から絵は初めてもいい」
「大人になってからの方が変な癖が無く習得率が高い」

特に一番極めつけだったのが
「絵は才能スキルよりも学習努力と積み重ねの方が大事」
「教科書に載る有名画家だって真似から入っている」
※僕の地味スキル真似っこがこんな所で活きる

かなり模倣を練習した。けど、いい絵が描けなかったらどうしよう・・
また現実逃避だろうか・・自己肯定感の低さは失敗を怖がっていた。
それでも恐る恐る、
自分の好きなキャラクターを、自分の好きなポーズで描いてみる。
(エロではない)
PDCAを繰り返し、8日くらいかかっただろうか、資料にない部分は頭で創造して描いていく。こうした方が可愛いんじゃないか?とアイデアが出てきたりする。真似っこ野郎で発想力なんて無いと思っていた自分なのに!
膨大な時間をかけてイラストが完成する。

やり遂げた!
クリーチャーじゃなく(自分の中では)ちゃんとした女性!
可愛いモンスターを女性の横に描いた。
ここに、無意識に生み出されるクリーチャーはいない!!!!


計10日目くらいかな? 初めて色も付けた。着実に伸びている

今まで自分の創作物なんてものは今まで無かった。
(小学校の時にカービィのゴミ箱作ったくらいしか創作物の思い出がない)時間はかかったけど、すごく嬉しかった。
オリジナルキャラクターでは無いファン作品だけど、
ひよっこLv1の創作物だけど、
作品は作品だ。

そしてゲーム廃人だった妻に話を持ち掛ける。
俺「俺らに就職はもう無理。他人が怖いのは二人とも同じ・・
  イラスト描き始めたんやけど、
  よかったら一緒にクリエイター目指してみーひんか?」(関西弁)
妻「LIVE2Dとか興味あったしやってみたい」
 ※これもイラスト創作活動の一つ

そしてイラストLv1の駆け出し夫婦が制作に励む
日々クオリティが上がっていく事に自己肯定感が上がっていく。
妻もゲームを殆どしなくなった。
イラスト制作を頑張っている。
会話が明るくなった
声のトーンも上がった。
生活そのものが変わった

不眠症はまだ治っていないし昼夜逆転生活も変わらずのままではある。
このnoteも夜通しで書いている(そして朝10時半・・眠くない)
でもそれはもう受け入れて前に進むと覚悟を決めた。

妻にクリエイターを目指そうと言った日、あの夜から
暗闇から抜け出せない鬱の感覚が消えた。
毎日やる気もでず、貯金が減る恐怖ばかり、死んでいないだけの日々に
光が差し込んだ。大声も咳もする事が無くなった。
そして最大のストレスだった仕事の夢をついに見なくなった。

ついに、鬱から抜け出せた・・やっと暗闇から解放された・・

躁鬱の躁ではない。20年忘れていた晴れやかな気分になった。

自己顕示欲なんて出すのを恥ずかしいと思っていた自分が、
イラストを公開したり友達に見てくれと送ったりもしている。
いいねやブックマークがつくと少なくても大喜びである。
恥ずかしいと隠していた本当の自分。
何も恥ずかしくない、隠さなくていい。

他人は怖いし、コミュニティなんてものにも入りはしない。
でも同じうつ病で悩む人間まで嫌いになったわけではない。
鬱から抜けてほしいと心底願う。
だから自分が鬱を抜けた半生を綴ってみた。

クリエイターを目指したら鬱が治った
結論だけなら1行で終わる話。

で、結局収入は得たのか?
望むものは手に入ったのか?

わたしの収入は現在 0円 です。

ズコーーーーヽ(・ω・)/
だってまだ同人誌かけてないもん・・。
今の私だと制作200時間余裕で超えちゃいそう。
イラストって凄い時間かかる事を、描いて初めて知った。
プロアマ問わずクリエイターってスゴイ。
下手だろうが上手かろうがカッコイイ。尊敬する

私のイラスト料金依頼料は1枚4000円となっているのですが、
この画力で4000円とるのかよ!そう思われるのは普通の反応と思います。
でも描いて判ったけど、時給換算すると4000円でも格安なんですよね
イラストって。
ギター持った女の子なんて制作時間に40時間かかっている。時給100円

収入はまぁこんなもんです。
でも収入はレベルが上がって宣伝を増やせばいけるはず。
(自己肯定感が強くなっている)

ちなみに時給換算100円の絵はこれ↓
フォロワーが一人増えた。外国の方でどうやら原作ファンらしい。
たった一人でもいい。とてつもなく嬉しかった。

イラスト歴2カ月 40時間の作品 





話を本題に戻します。私が言いたかったこと。
私のうつ病は
現実逃避でも、時間でも、休息でも解決はできなかった という事です。

私のうつ病の解決方法は自己肯定感を養う事でした。
いま無個性の僕と同じ無色なのであれば自分に色をつける事で解決するかもしれません。

スキルだ!手に職だ!!
目指せクリエイターとは言ったものの、別に絵じゃなくてもいいんです。
Lv1からでもいいのでとにかく動き出すことです。

後は自分がスキルと思ってなくても他人から見たら高Lvなスキル持ってるじゃないかーってのは普通にあると思います。
鬱がそれを隠している。
誰かに見つけてもらうのもいいかもしれません。

自分のうつ病とはケースが違うからなぁ・・
なんてことはまぁあるでしょう。
解決できないからうつ病になるんでしょうし。
すでに個性があって伸び悩んでいるというタイプのうつ病は気軽に口を出せる問題ではないかもしれない。
自分もいずれどこかで成長がストップしてぶち当たる壁がある思っている。
壁にぶつかった時、やっと見つけたクリエイター職の壁だけは・・乗り越えたい。もう40歳だから・・。

私のようにプロゲーマーを諦めて別に道に進む事もできる。
時間は有限。
若ければそれだけ選択肢も広がる。
無職の40歳よりは広いと思う。
他に自分にやりたい事はないか考えてみて欲しい。
うつですべてが止まっているなら、動いてみて欲しい。

僕の寿命は、不摂生が続けばあと10年です。
不眠症のせいでもっと早いかもしれません。

うつ病にならない人生とは自分にあった色をやっていく
これに尽きると思います。

さて・・完結編とは書いたものの・・・
第5の人生~やっぱりクリエイターは無理だったわ編~
が作成されないように・・
そうならないように前を向いて自分の色を濃くしていきたいと思います。

12時間も連続で書き連ねてしまった・・。
(躁状態の時でもここまでできなかったぞ・・?自分が怖い)
誰か一人でも救われればいいなぁ。

人生は続く-- 
お読みいただきありがとうございました。

ーーDANGERーー
ここから先は悲惨な話が多すぎて
非公開にしました。
人生を振り返って決別する為に
書きなぐったものが大半です。

冒頭でも述べていますが
人間が鬱になっていくさまの
不幸が見てみたい方や
応援していいという方のみの
有料となります。
私の20年間をまとめたものです。



はじめに

新社会人や転職活動に苦しむ若者は多いと聞きました。
おっさんだってそうです。
この世は地獄だと思いました。
現在40歳の自分がどういった人生を歩んで鬱になり
そして脱却できたのかを綴りました。

時系列などの違いは少しあります。
そして記事は現在進行形。
社会生活に悩んで苦しむ文章がかなりあります。
悲惨な展開があります。
自分語り多いです。
(消すの面倒だし飛ばして読んで・・)
記事を見た人が、人生の舵をいい方向に
きれればいいと思い書きました
(他人恐怖症なのにかいた)

見てらんねぇよ11000文字も!!って思うでしょうけど、
他人の不幸が見たくて仕方ないぜっていう人は全部見てください。
タイパ重視や!っていう人は太字だけでも流し読みしてみてください。
うつ病で暇しているならぜひとも。
悲惨な所や面白くない所は飛ばせばいいのです。
解決策になれば・・幸いです。

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