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三つの棺~読書記録209~

ジョン・ディクスン・カーによる密室殺人のミステリー。

ジョン・ディクスン・カー

アメリカ生まれの作家で「密室事件と言ったら!」で知られている。
ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr, 1906年11月30日 - 1977年2月27日)はアメリカ合衆国の小説家である。本格推理小説の代表的な作者のひとりで、密室殺人を扱った作品で知られる。

「シャーロック・ホームズの功績」という短編集は、父親コナン・ドイルの遺したプロットメモを基にして、シャーロック・ホームズの続編を息子が書いたものだ。
その時に、共に作品を書いたのが、ジョン・ディクスン・カーである。

今回の作品に登場するのは、フェル博士という探偵だ。125㎏もの巨体で、歩くのも大変そうで息をぜいぜい言わせている。
寝ている時は、多分「無呼吸症候群」だろうなと思うような描写もあった。


この図にあるような密室で起こった事件。それを解いていく探偵。

詳しい内容は、こちらにある。

この作品では、証拠となるものを暖炉で燃やしてしまう。シャーロック・ホームズの時代でもそうだった。
現代ではどうであろうか。

多くの他の作品をフェル博士は紹介しているが、作者自身が本当にミステリー好きなんだなと思わせるものであった。



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