見出し画像

今と言う一瞬に、一生の幸せがある~読書記録251~

医師の矢作直樹氏が、2019年に書かれたエッセイ。

この本のテーマは、ずばり!「中今(なかいま)を生きる」である。
では、「中今」とは?

中今とは今この一瞬ということであります。 『広辞苑』には「過去と未来との真ん中の今。 遠い無限の過去から遠い未来に至る間としての現在」とあります。

とにかく、過去や未来を考えず、今を生きること。それが「中今」であり、著者が言いたいことである。

心を調える(ととのえる)ことも大事だ。

天台宗では心を調えるための「調身・調息・調心」というのがあります。
心を調えるためには、まず体を調える、つまり姿勢を正すこと。
そして呼吸を調えること。
この二つができて初めて、心が調ってくるという教えです。
(本書より)

日本人は長寿社会と言われるようになったが、ただ長く生きればよいものでもない。
心の在り方を考えたいと思うのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?