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派遣のリアル~読書記録98~

2007年に発行されたエコノミスト・門倉貴史しの著書。

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20世紀というか、日本で派遣会社が出来たばかりの頃は、派遣社員というのは専門スキルを持ったスペシャリストであったと思う。
実は私も派遣の経験があるのだが、20世紀の方が待遇やら給与面は良かった。というのは、簿記資格があるとか、それなりにコンピュータが出来ます、と言った仕事を20世紀はしていたので。

だが、50過ぎてから仕事を必死に探して、某企業の派遣会社はダメだなと思った。元は女子バレーボールはここ!であったはずなのだが。ここの製品て最近は見かけないな。
「この木、何の木、気になる、気になる♪」なんてCMも流れないどころか、テレビスポンサーもなくなったかな?

というか、私は殆どネットはパソコンであるし(ラインもパソコンで出来る)、スマホは格安でいいと思っているのでネットでシムロック解除された品を買ったのだが。その時に思ったのは、メーカーと携帯電話会社が何故にくっつくのだろう、と。
初期設定は、アメリカや中国製品の方が楽だ。
特に必要ないアプリの多さ。
日本のメーカーはダメかな。。。というか、製造している会社に正社員が殆どいないんじゃ、ま。やる気も出ないだろう、と思った。

で、問題として思うのは、働く側ではなく、たまたまその時代に高校や大学を卒業ということで、正社員になれなかった。という人の救済策が日本ではないこと。
一度、派遣などの非正規雇用になってしまったら、そのまま。
例えば、4年間、CAになりたくて頑張っていた人。ここ数年間は航空会社で募集がなく、泣く泣く他の会社へ。これって、本人は全く悪くない。
社会や景気が落ち着いた時に、改めて正社員採用のシステムがない日本の仕組みに問題があるのだ。

門倉貴史さんの著書の面白さは、インタビューをまとめた物。

私のつまらないブログよりは、音読キャスで。。。




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