見出し画像

三毛猫ホームズの推理~読書記録425~

三毛猫ホームズの推理 赤川次郎


『三毛猫ホームズの推理』(みけねこホームズのすいり)は、日本の小説家赤川次郎によって1978年に発表された長編推理小説である。猫を主人公にすえた設定が人気をよんだ。三毛猫ホームズシリーズの第1作であり、レギュラーメンバーのうち片山義太郎、片山晴美、ホームズといった面々は登場しているものの、石津刑事や栗原警視は登場していない。

羽衣女子大学の学生が殺害される事件が発生した。血を見るのが苦手で女性恐怖症というダメ刑事・片山義太郎は捜査一課長・三田村繁に命じられて羽衣女子大学に出向き、文学部長・森崎智雄と話をするが、その被害者が売春を行っていたこと、そしてそれが組織的なものであることから、その内偵のために羽衣女子大学に潜入することとなる。

森崎の飼い猫であるホームズ、そしてここの学生である吉塚雪子も片山に協力することになるが、そんなある日、森崎が殺害されてしまい、ホームズを引き取ることになった。


何度もドラマ化されている作品だ。最近では、相葉ちゃん主演だろうか。

赤川次郎先生の作品は読みやすい。と同時に思うのが、テレビドラマ化を頭に入れて書いてる?という事なのだ。ドラマ化しやすいし、面白いし。
三毛猫がまるで警察犬顔負けの活躍をするのだが、ああ、これは、三毛猫がシャーロック・ホームズで、片山刑事がワトソン君なんだろうな、と思うのだった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?