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新型コロナから見えた日本の弱点~読書記録437~

新型コロナから見えた日本の弱点 村中璃子

世界は、新型ウイルスとの闘いに最初から負けていた――

世界の多くの国にとって、新興・再興感染症対策は国防の要である。
それは危険な感染症から国民を守るという意味だけでなく、
生物兵器によるテロへの備え、ワクチンや新薬の開発とそれを用いた外交、諜報や情報防衛も含む。
翻って日本は、国防の観点からの感染症対策は明らかに後れをとっている。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、WHOの権威が失墜し、
各国の安全保障体制におけるバイオセキュリティの位置づけの変化が浮き彫りになっている。
世界は、なぜ新型コロナウイルスを封じ込められなかったのか。
米・中など各国の事情は。そして日本に足りないものとは――。
ドイツ在住、WHOでアウトブレイクサーベイランスやパンデミック対策に従事した経験も持つ
医師・ジャーナリストの著者が、新型ウイルスとの闘いを国防・外交の観点から捉え直し伝える。

村中璃子
医師、ジャーナリスト。一橋大学社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了後、北海道大学医学部卒業。世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局の新興・再興感染症チームなどを経て、現在、現役の医師として活躍するとともに、医療問題を中心に幅広く執筆中。京都大学大学院医学研究科講師として、サイエンスジャーナリズムの講義も担当している。2014年に流行したエボラ出血熱に関する記事は、読売新聞「回顧論壇2014」で政治学者・遠藤乾氏による論考三選の一本に選ばれた。2017年、子宮頸がんワクチン問題に関する一連の著作活動により、科学雑誌「ネイチャー」などが共催するジョン・マドックス賞を日本人として初めて受賞。修士課程修了後、北海道大学医学部卒業。世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局の新興・再興感染症チームなどを経て、現在、現役の医師として活躍するとともに、医療問題を中心に幅広く執筆中。京都大学大学院医学研究科講師として、サイエンスジャーナリズムの講義も担当している。2014年に流行したエボラ出血熱に関する記事は、読売新聞「回顧論壇2014」で政治学者・遠藤乾氏による論考三選の一本に選ばれた。2017年、子宮頸がんワクチン問題に関する一連の著作活動により、科学雑誌「ネイチャー」などが共催するジョン・マドックス賞を日本人として初めて受賞。

コロナワクチンに関して言えば、こんな投稿をされる方だ。



要するに、一言で言うなら、コロナ大変!とか言いながらも、商売にしちゃってるじゃんか!の感想。 こんな本を出す著者も含めてね。
PCR検査、ワクチン、アビガン。資本主義国家の利益追求が見えて取れる。そんな本であった。 で、著者はやせ薬なんかも勧めている。


この本では富士フィルムはコロナの薬アビガンでの競争に負けただの何だの書いてあった。 ま、著者は海外びいきだから仕方ないのか。


ジャーナリストとしての視点は素晴らしいと思う。

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