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反日韓国の苦悩~読書記録166~

韓国出身で拓殖大学教授・呉善花(オ・ソンファ)氏の著書。

2015年12月28日、日韓双方の外相が日韓合同記者会見で、慰安婦問題に関する「日韓合意」を発表した。日本のメディアや言論界では、「韓国政府は、(中略)今回の発表により、日本政府と共に、この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と韓国側に言わせたことの意義を評価する声が少なくないが、韓国ウォッチャーの第一人者である著者は「『日韓合意』が履行される可能性はきわめて低い」と厳しい見方だ。韓国国内の世論動向を見れば、その兆候はすでに表れている。くわえて、2017年12月には次期大統領選が行われる。政権が変われば、前政権が交わした合意など簡単に反故にすることは、同国では決して珍しくない。なぜ韓国は、日本に対してそのようなことを平気で行うのか? その背景を理解するために、日本とは対照的な彼の国の異文化性と国民気質、そして今まさに起こっている凄まじい経済的苦境と社会不安について論説する。

呉善花先生については、こちらを。
元々は、韓国で反日教育を受けたが日本に来られてから、すっかり考えが変わったのだ。
そのように言われている方は何人もいる。

この方たちの本、動画から感じたのは、「反日教育」の結果なのだ、と。
個人の問題ではないのだ。
数年前に教会で出会った30代前半の韓国人女性なのだが、夫が日本人で韓国に出張中に恋に落ちて結婚。夫の日本帰国と同時に日本に。
その言い分があまりにも一方的でこちらの誠意をもはねつけるものだった。
日本の書店に並ぶ本、電車の広告などを見ると韓国への差別ばかりでイヤになる、と。
え?そんな事はないような。
大学生たちは、「SNSで韓国の方とも通じてるし、差別とか感じないし、仲良くしてる」など言っても、ダメ。
つまり!!韓国人に頭を下げ続けていて欲しいんだろう。

なんやねん!それ!
言い過ぎてしまい、牧師夫妻から「もう来るな!」と言われた為、教会とはおさらば。

戦後生まれの韓国人に特に反日感情があるような気がしてならないのだ。
私は、在日朝鮮人の知り合いもいるが、日本の学校を出た方は反日感情など持っていない方が多い。

この本を読んでの率直な感想として・・・
「あれ?韓国人クリスチャンが言ってることと違う」
だった。
例えば、豊臣秀吉の件。
韓国人神父や信者からは、秀吉が朝鮮にした事を謝れ!と言われていたのだ。
だが、呉教授の著書では、当時、朝鮮半島から職人として豊臣秀吉に招かれた方たちは、丁寧に扱ってもらえた。半島で差別を受けながら職人として過ごすよりも、自分を認めてくれる日本にいたい、で帰らなかった、と。
帰ってもいいし、日本に残ってもいい。そこは自由にしたのが豊臣秀吉で、帰らない選択をしたのが、現在の大阪中心にいる在日朝鮮人の祖先だ。

この辺りは、韓国ではどういう教え方をしているのだろうか?

更には、伊藤博文を殺害した安重根を聖人として崇めるなど。
それもおかしいやんか!と言ったのは、カトリック教会内では私だけ。
皆さん、韓国人神父の味方であった。

隣に中国という強大な国がいる為か仕方ない面もあるのだろうが、韓国に生まれ育った人は可哀想にと思ってしまうのだった。

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