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いじめを粉砕する九の鉄則~読書記録125~

2007年に出版された関西大学名誉教授・谷沢永一氏の著書。
谷沢先生は、1929(昭和4)年、大阪市生れ。関西大学大学院博士課程修了。専門は書誌学、日本近代文学。
2011年に亡くなられたので、死の僅か前に書かれた本である。

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ちなみに、私の大好きな、のんちゃんも関西大学監査出身だ。
宮根何とかキャスターもか。

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これは、著者も言うように、教育関係のコメンテーターなどとは全く違う視点から語られている。
虐められる方にも問題がある。
何か原因があり、対処法を間違えた。
確かにそうだ。突っぱねる事をせずに自殺を選ぶなど。

まだ学生である人の虐め問題は色んな意見があり、谷沢先生の意見もある。
そこは、私の末筆では上手く説明出来ない故、興味のある方は、時間のある時に、こちらのキャスを聴かれるか、本をお勧めしたい。

中高生の虐めに関しては、自分は何言えないが、私自身に関しては、
「こんな年齢になっても虐められる要素がある」
事を思ったのだ。

私は、何故か高圧的で命令的な人にTwitterで知り合い、気が付いたら、その人しか相互がいなかった、という事が何度かある。
その人に言われてフォローを切った。要するに、
「こいつは脅せば自分の言うことを聞く」
という一種の刷り込みを相手に与えたのだ。

沢山の相互フォローが必要と考えた私は、相互フォロー企画なるものに幾つか登録した。
それらにはリーダーがいて、指示系統があった。
参加者のツイートをリツイートしたら、フォローされるとかいう。
私が主に参加したのは「チーム何とか」とか言う、ピラミッド型構成のものであった。

ある日、私は、そのグループのピラミッド頂点部分にいる人らが会話しているところで、リーダーに
「女性かと思ってました」
「キャスで声を聴いて男性と知り、ごめんなさい」
とコメントした。
すると、すぐにDMが来たのだった。
You tube、キャス、スペースなどは音声変換器を使っている。女性だと舐められるからリアルでもネットでも男性で通している。とのことであった。

そして、私とは相互ではない、彼女の敵である方々の個人情報を教え。自分は一度も負けた事がない。と言うのであった。
「貴方は口が堅いよね?」
「秘密にしておけるよね?」
「この人らの個人情報は自分で調べた」
つまり、半分脅しだが、私は彼女の言いなりになっていった。
表で相互グループメンバーにツイートすると、すぐにDMが来た。
「削除しろ」などの命令であった。

当時、私は毎日、横浜市鶴見区の天台宗僧侶、同志社高校牧師、甲府教会(村岡花子さんの洗礼した教会)の牧師と挨拶していた。
「宗教なんか嘘っぱち」
「釈迦だの、キリストだのは、こういう点で間違っている」
「宗教を信じるのはバカ」
と。
「お金だけが信じられる」

私は、自分の事を「馬鹿で無能で何の取り柄もない人間」と思っていたから、彼女に反論する事も出来ず、その3人のフォローを切ったのだった。彼女は、いわゆる「資本主義至上主義」だ。
投資で負けたことがなく、You tube、ツイキャスなどでもファンが多くいた。
ま。アメリカ生まれの、日本人の血は1/4しかないのだから「自由主義」「自己責任」は当然だろう。

この谷沢先生の本にも「自己責任」の話は出て来る。

私が菅義偉先生の応援をするのを嫌がったのは、日本の選挙権がないからか?彼女が言ってきた
「初代ローマ法王はパウロ」
「復活したイエスに出逢い、目が一瞬見えなくなったのはペテロ」
に対して、私が言った
「それ、逆だと思いますー」に激怒。
「貴方はバカだから知らないんだ。自分はバチカンにある聖書を読んでる」
「英語訳や日本語訳の聖書にも書いてあるだろう」
と。
私は、とにかく、謝罪ばかりしていた。

イヤイヤ、今思うと、
同志社の先生や、甲府教会の牧師に聞いてみたら良かったのだ。
バチカンにある聖書ではこうなんですか?と。
あまりにも、キリスト教や仏教の批判をするものだから、
「私にだけDMで言わないで、表のツイートで直接、牧師や僧侶に言ったらどうですか?」と言った。だが、するわけはない。表では、とても人間の出来た、万人を受け入れる方だったから。
要するに、私は馬鹿にしやすい人間であったのだろう。
「何もわからないバカ」である故、言いやすい人間だったのだ。

そんな私が爆発したのは、そのグループメンバーに、有田議員の側近みたいな方がいて、北朝鮮拉致被害者家族に対して常に嫌がらせをしていたのだ。
それは絶対に私の中では許せない事だった。
それを平気でリツイートするメンバーたち。
ま。アメリカ人や平成生まれの人らには、北朝鮮の拉致など考えもしないだろう。
平成生まれ以降の人たちが受けた教育も問題があるだろう。
そんな意地悪ツイートを拡散するなぞなんやねん!!
有田議員の側近が私についてのデマ、悪口を固定にした時に、それをリツイートした時に、私は遠慮なしに表で
「こういうデマをリツイートするグループですか」
と、スクショと共に出した。
横田めぐみさんのお父様が亡くなられた時に、めぐみさんの弟さんの心を傷つけたのが有田議員だ。そんな、心ない人の側近、拉致被害者家族に嫌がらせばかりする人が中心にいるグループ。
もう我慢できなかった。
私は彼女に言った。
何故、私に表でツイートさせないのか!
そんなに私と相互がバレるのが恥ずかしいのか!
と。
で、ブロックされて、そのグループから除名。私のフォロワー数が3000から3桁になった瞬間でもあったが、スッキリした。

で、直後に何をしたかと言うと、
天台宗の僧侶に「おはようございます!」の挨拶だった。

思うに、自分に自信がなくビクビクしていたのを相手は見抜いていたのだ。
脅せば、すぐに「ごめんなさい」「すみません。。。」と言う相手を観るのは面白いのだろう。

もっと毅然としたら良かったのだ。
違うものは違う!と。
そんな事で、やはり、
「虐められるには根っこというか、原因がある」
と思うのだった。

虐めをするのは子どもだけではない。
大人の世界だって虐めはある。
その時に取る態度で変わる。で、今の私は、表で堂々とツイートしない人をは信じない事にした。
クリスチャン、仏教の僧侶が嫌いな人なんかいくらだっている。
バカにしている私にDMじゃなくて、天台宗の僧侶に直接、
「釈迦のここはおかしい」
と言えばええんねん。
更には、相互フォロー企画のメンバーは、他人のツイートなんか興味ないんだなと思った。
家族が北朝鮮に拉致された方への嫌がらせツイートをRTなど私は出来ない。
ま。それは、谷沢教授の言われるように、戦後教育がよくないのかもしれない。
中国、韓国に脅され、お金を出す。これも虐め。と、谷沢教授は言われていたが、本当にそうだ。
土下座して謝罪し、お金を出す事なんかなかったのだ。

と、虐めの問題は深い。。。

この本は真実であるのだが、ある種の人が読むと傷つくかもしれない。
戦後、日本では「当然」と思っている甘え。それについて、歴史を知る必要がある。

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