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昭和生まれが令和の子供に語る

題が大袈裟になってしまったのだが、田舎に行き(既に自分の育った集落はなく、家も甥っ子が継いでいる為、客となる)、姪と一緒に、姪、甥の子供たちを畑で遊ばせた。

てんとう虫にオンブバッタにと、追いかけるものが多くて実に楽しい。
私の目的とするミノムシがいなかったのは残念であったが。

さてさて、畑には怖い虫もいるから注意せなばならない。
それがイラガの幼虫だ。


これは刺されると、1日痛みが消えない。子供の頃は、頭も悪かったのだろう。今もだが。学習をせずに何度も刺された。


そして、チャドクガの幼虫。

この2つとも、小学生、保育園児の子供たちと見つけたのだが、
「これ、刺されると1日痛いからね。触らないでね」
と、かなりな脅しをした。
姪っ子も「これ、痛いよ」と。
もしかすると彼女も小さい頃に刺された経験があるのかもしれない。
ちなみに、姪っ子はギリギリ昭和生まれである。

昭和の田舎の子供たちは、親がそれほど神経質にならず、自分で平気で痛い想いをしていたのだと今思う。山椒の葉を食べていたアゲハチョウの幼虫の臭いにおいを知る喜び、痛い虫などなど。
アブにもよく刺されていた。
だが、アブは水の綺麗な所でないと育たない為、都会はもちろん、埼玉県でもあまり見かけなくなった。

令和の子供たちはネット世代、検索世代であるので、個人的な経験ではなしに、先人の経験をもとに失敗しないようにと望まれるのかもしれない。

まだ時期が早かったようで、ミノムシに会えなかったのは残念であったが。
多くの虫を見られて楽しかった。

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