牧師ミツコ先生に学ぶ楽な生き方~読書記録2~
何気なく駅ビルの一般図書館で見つけた1冊の本。それがこちらだ。
どこの教会かはわからないが、今は引退されて無償の協力牧師として週に2回教会に奉仕。月に7万円の年金とシルバー人材センターの給与で慎ましく。神様に感謝して生きる日々を綴られている。
牧師や神父の書いた本というのは、日本基督教団出版局や女子パウロ会などのキリスト教出版社からが常であるが、こちらの本は一般の出版社から販売されている。何よりも、押しつけがましくないのが良かった。毎週教会に行かないと救われない。1年に1度は告解をしないと地獄に行くなどの日本人司祭が言うような事がないのが有り難い。ミツコ先生の実に、人間的な、聖人ではない弱さも信頼できる。
日々どのように暮らしているか、出来るだけ介護の世話にならないように気を付けていること。色々な対処法。そして。。。。何かあった時には弱い己を神にさらけ出し、祈る事。教えられることが多かった。神に祈る中で自分も悪かったなと思うことに気づくと。
本当にこの通りで。もっと早く出会いたかった書かもしれない。イヤ、今の自分だから受け入れられたのかもしれないが。
教会に行っていなかった時(カトリック教会から追い出された)の自分は傲慢であり、平気で他人を傷つけていた。他人のプライバシーなど考えず、夜中に電話をしたり。本当に申し訳なかったなと思う。そして、多くの日本人カトリック信者に対する憎しみ・・・あちらが悪い!と思っていたが、私の中に沢山の問題点があった事。もしもあの時、神様に祈る事があったら、あんなにはならなかっただろう。
牧師の仕事は、ある種、カウンセリングの面もある。悩みを聞き、適切に役所や施設などを紹介したりもする。けれども、いつでもどうぞ!のカウンセリングは疲れてしまう。電話は夜10時までに、30分でお願いします。このような事を相手に伝える必要性。学んだ。
以前の私は、TwitterのDMでかなり無理をしていたのだ。
「グループDMは通知が多く、スマホに負担がかかるので辞めたい」
なども言えずに自分が苦しみ、爆発した。
今は、ハッキリと、「表でツイートをしない方とのDMはいたしません!!」(大門未知子風に)
と言える。
以前、縁を切ったことで私を恨み、憎んでいた女性に対しても、もっと切り出し方があったのだと自分の欠点を思った。
今後、自分の人生を生きていく上で。又、ネットで失敗しない為に。。。
本当に役立つ本であった。
主に感謝。
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